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「おんせん県」として知られる大分県は、日本一の源泉数と湧出量を誇る温泉天国。それだけでなく、やまなみハイウェイや九州横断道路などの絶景ロード、国東半島の神秘的な石仏群、豊後水道の新鮮な海の幸など、ライダーにとって魅力的なスポットが満載です。この記事では、大分県内の厳選ツーリングスポット15選を、詳細なルート情報、温泉、グルメ情報とともに徹底解説します。

やまなみハイウェイ(九重町〜阿蘇)

おすすめポイント
日本百名道にも選ばれた、九州屈指の絶景ドライブルート。標高1,000m前後の高原を走る爽快感は格別。長者原、牧ノ戸峠など、絶景ポイントが点在。春の新緑、夏の高原、秋の紅葉、冬の樹氷と、四季それぞれの表情が楽しめる。途中の温泉や地獄も魅力的。
立ち寄り時間の目安
半日〜1日(各展望所での休憩含む)
周辺情報
  • 長者原ビジターセンター
  • 牧ノ戸峠(標高1,333m)
  • タデ原湿原
  • くじゅう花公園
  • 九重”夢”大吊橋
名称 やまなみハイウェイ(県道11号)
アクセス 大分自動車道九重ICから約20分
営業時間 24時間通行可能(冬季は積雪注意)
料金 無料
公式サイト ツーリズムおおいた
おすすめグルメ
「豊後牛ステーキ」(3,000円〜)、「だんご汁」(800円)、「高原ソフトクリーム」(400円)、「地獄蒸し料理」(1,500円〜)

別府地獄めぐり(別府市)

おすすめポイント
別府の代表的観光スポット。血の池地獄、海地獄、鬼石坊主地獄など、個性豊かな7つの地獄を巡る。バイクなら効率よく回れ、各地獄の駐車場も利用しやすい。地獄蒸し料理や温泉卵も楽しめる。別府温泉での入浴と組み合わせれば、最高のツーリングに。
立ち寄り時間の目安
3〜4時間(全地獄巡り)
周辺情報
  • 海地獄(コバルトブルーの温泉)
  • 血の池地獄(赤い温泉)
  • 龍巻地獄(間欠泉)
  • 鬼山地獄(ワニ地獄)
  • かまど地獄
名称 別府地獄めぐり
アクセス 大分自動車道別府ICから約5分
営業時間 8:00〜17:00
料金 共通観覧券:大人2,200円
公式サイト 別府地獄組合
おすすめグルメ
「地獄蒸しプリン」(350円)、「温泉卵」(100円)、「地獄蒸し料理」(1,500円〜)、「とり天」(1,000円)

由布院温泉・金鱗湖(由布市)

おすすめポイント
由布岳の麓に広がる人気温泉地。金鱗湖の朝霧は幻想的で、早朝ツーリングの目的地として最適。湯の坪街道には個性的なショップやカフェが立ち並び、食べ歩きも楽しい。日帰り温泉施設も充実しており、ツーリングの疲れを癒せる。
立ち寄り時間の目安
半日(温泉・散策含む)
周辺情報
  • 金鱗湖
  • 湯の坪街道
  • 由布岳(豊後富士)
  • 由布院ステンドグラス美術館
  • 湯布院フローラルビレッジ
名称 由布院温泉
アクセス 大分自動車道湯布院ICから約10分
営業時間 施設により異なる
料金 日帰り温泉:500円〜
公式サイト 由布院温泉観光協会
おすすめグルメ
「豊後牛コロッケ」(300円)、「由布まぶし」(1,500円)、「金賞コロッケ」(350円)、「Pロール」(1,500円)

国東半島仏の里(国東市・豊後高田市)

おすすめポイント
神仏習合の独特な文化が残る国東半島。熊野磨崖仏、富貴寺、真木大堂など、平安時代から鎌倉時代の石仏や寺院が点在。山間部の細い道を走りながら、歴史ロマンを感じられる。昭和の町・豊後高田も立ち寄りたい。パワースポット巡りとしても人気。
立ち寄り時間の目安
1日(複数の寺社巡り)
周辺情報
  • 熊野磨崖仏(日本最大級の磨崖仏)
  • 富貴寺(国宝・大堂)
  • 真木大堂
  • 両子寺
  • 昭和の町(豊後高田)
名称 国東半島仏の里
アクセス 大分空港から約30分
営業時間 各寺院により異なる(概ね8:30〜17:00)
料金 各寺院により異なる(300円〜500円程度)
公式サイト 昭和の町公式サイト
おすすめグルメ
「昭和の町の懐かしい駄菓子」、「だんご汁定食」(900円)、「くにさき牡蠣」(冬季・1,000円〜)、「姫だこ料理」(1,500円〜)

九重”夢”大吊橋(九重町)

おすすめポイント
日本一の高さ(173m)を誇る歩行者専用吊橋。橋の上からは、震動の滝や九酔渓の絶景を楽しめる。特に紅葉シーズンは、360度の紅葉パノラマが圧巻。バイクを停めて、スリル満点の空中散歩を体験しよう。周辺の九酔渓も絶好のツーリングルート。
立ち寄り時間の目安
1〜2時間(橋の往復・展望含む)
周辺情報
  • 震動の滝(日本の滝百選)
  • 九酔渓
  • 九重森林公園スキー場
  • 筋湯温泉
  • 宝泉寺温泉
名称 九重”夢”大吊橋
アクセス 大分自動車道九重ICから約25分
営業時間 8:30〜17:00(季節により変動)
料金 大人500円、バイク200円
公式サイト 九重”夢”大吊橋公式サイト
おすすめグルメ
「九重バーガー」(600円)、「やまなみ牧場ソフトクリーム」(400円)、「豊後牛焼肉」(2,000円〜)、「高原野菜」

耶馬渓(中津市)

おすすめポイント
日本三大奇勝の一つで、奇岩・秀峰が連なる渓谷美は圧巻。本耶馬渓、深耶馬渓、裏耶馬渓など、それぞれ異なる表情を持つ。青の洞門、羅漢寺、一目八景など見どころも多い。紅葉の名所としても知られ、秋は特に美しい。メイプル耶馬サイクリングロードも人気。
立ち寄り時間の目安
半日〜1日(各所巡り)
周辺情報
  • 青の洞門
  • 羅漢寺
  • 一目八景展望台
  • 深耶馬渓
  • 競秀峰
名称 耶馬渓
アクセス 大分自動車道日田ICから約40分
営業時間 24時間通行可能
料金 無料(一部施設は有料)
公式サイト 中津市観光協会
おすすめグルメ
「中津からあげ」(800円〜)、「耶馬渓そば」(900円)、「はも料理」(夏季・2,000円〜)、「栗おこわ」(600円)

臼杵石仏(臼杵市)

おすすめポイント
国宝に指定された平安時代後期から鎌倉時代の磨崖仏群。60余体の石仏は、その表情の豊かさと保存状態の良さで知られる。周辺は里山の風景が広がり、のどかなツーリングが楽しめる。臼杵の城下町散策や、ふぐ料理も魅力。歴史と文化を感じる大人のツーリングに最適。
立ち寄り時間の目安
2〜3時間(石仏群見学・城下町散策)
周辺情報
  • ホキ石仏第一群・第二群
  • 山王山石仏
  • 古園石仏
  • 臼杵城跡
  • 二王座歴史の道
名称 臼杵石仏
アクセス 東九州自動車道臼杵ICから約5分
営業時間 8:30〜17:00(季節により変動)
料金 大人550円
公式サイト 臼杵石仏公式サイト
おすすめグルメ
「臼杵ふぐ」(3,000円〜)、「かぼす料理」(1,000円〜)、「臼杵煎餅」(500円)、「みそソフトクリーム」(400円)

関崎海星館・関崎灯台(大分市)

おすすめポイント
佐賀関半島の先端に位置し、豊後水道の大パノラマが楽しめる。関崎灯台は「恋する灯台」にも認定されたロマンチックなスポット。海星館では天体観測も可能。関あじ・関さばの本場でもあり、新鮮な海の幸を堪能できる。海沿いのワインディングロードも魅力的。
立ち寄り時間の目安
2〜3時間(展望・食事含む)
周辺情報
  • 関崎灯台
  • 関崎海星館(展望・天体観測施設)
  • 佐賀関港
  • 早吸日女神社
  • 黒ヶ浜
名称 関崎海星館
アクセス 大分市内から約40分
営業時間 10:00〜18:00(金土は22:00まで)
料金 大人420円
公式サイト 関崎海星館公式サイト
おすすめグルメ
「関あじ・関さば」(時価)、「りゅうきゅう」(1,000円)、「とり天定食」(1,200円)、「関の鯛めし」(1,500円)

竹田城下町・岡城跡(竹田市)

おすすめポイント
「荒城の月」のモデルとなった岡城跡は、石垣が美しい山城。春の桜、秋の紅葉は特に見事。城下町には武家屋敷通りや、キリシタン洞窟礼拝堂など歴史的建造物が残る。瀧廉太郎記念館や、名水百選の湧水群も見どころ。久住高原へのアクセスも良好。
立ち寄り時間の目安
3〜4時間(城跡・城下町散策)
周辺情報
  • 岡城跡(日本100名城)
  • 瀧廉太郎記念館
  • キリシタン洞窟礼拝堂
  • 竹田湧水群
  • 城下町(武家屋敷通り)
名称 竹田城下町・岡城跡
アクセス 大分自動車道大分ICから約50分
営業時間 9:00〜17:00(岡城跡)
料金 岡城跡:高校生以上300円
公式サイト 竹田市観光ツーリズム協会
おすすめグルメ
「豊後牛陶板焼き」(3,500円〜)、「竹田の湧水そば」(900円)、「エノハ料理」(1,500円〜)、「姫だるま最中」(200円)

日田豆田町(日田市)

おすすめポイント
江戸時代に天領として栄えた商家町。重要伝統的建造物群保存地区に指定され、情緒ある町並みが残る。豆田町商店街では、日田醤油や和菓子などの老舗が軒を連ねる。草野本家、薫長酒造など見学可能な施設も多い。近くの三隈川では鵜飼も楽しめる。
立ち寄り時間の目安
2〜3時間(散策・買い物含む)
周辺情報
  • 草野本家(国指定重要文化財)
  • 薫長酒造資料館
  • 天領日田資料館
  • 咸宜園(日本遺産)
  • 三隈川温泉
名称 日田豆田町
アクセス 大分自動車道日田ICから約10分
営業時間 店舗により異なる
料金 散策無料(各施設は有料)
公式サイト 日田市観光協会
おすすめグルメ
「日田やきそば」(600円)、「鮎料理」(2,000円〜)、「日田プリン」(350円)、「栗きんとん」(1,200円)

稲積水中鍾乳洞(豊後大野市)

おすすめポイント
日本最大の水中鍾乳洞で、エメラルドグリーンの地底湖が神秘的。洞内の気温は年間を通じて16℃前後で、夏は涼しく冬は暖かい。水中鍾乳石や珊瑚石など、3億年前の地層が織りなす造形美は圧巻。周辺の白山渓谷も美しく、渓谷美を楽しみながらのツーリングも魅力。
立ち寄り時間の目安
1〜2時間(洞内見学)
周辺情報
  • 白山渓谷
  • 原尻の滝(東洋のナイアガラ)
  • 道の駅原尻の滝
  • 緒方三社
  • 長湯温泉(車で30分)
名称 稲積水中鍾乳洞
アクセス 大分自動車道大分ICから約60分
営業時間 9:00〜17:00
料金 大人1,300円
公式サイト 稲積水中鍾乳洞公式サイト
おすすめグルメ
「豊後大野の里芋田楽」(500円)、「しいたけステーキ」(1,200円)、「白山だんご汁」(800円)、「かぼすジュース」(300円)

宇佐神宮(宇佐市)

おすすめポイント
全国4万社余りの八幡宮の総本宮。国宝の本殿をはじめ、重要文化財の建造物が立ち並ぶ。広大な境内は緑豊かで、参道を歩くだけでも心が洗われる。春は桜、初夏は菖蒲、秋は紅葉が美しい。近くの宇佐の唐揚げも名物で、ツーリンググルメとしても人気。
立ち寄り時間の目安
2〜3時間(参拝・境内散策)
周辺情報
  • 宇佐神宮本殿(国宝)
  • 神宮境内の大楠
  • 宇佐市平和資料館
  • 東光寺五百羅漢
  • 安心院葡萄酒工房
名称 宇佐神宮
アクセス 宇佐別府道路宇佐ICから約15分
営業時間 5:30〜19:00(季節により変動)
料金 参拝無料
公式サイト 宇佐神宮公式サイト
おすすめグルメ
「宇佐からあげ」(800円〜)、「ねぎ焼き」(500円)、「どじょう汁」(1,000円)、「宇佐飴」(400円)

久住高原(竹田市)

おすすめポイント
阿蘇くじゅう国立公園の一部で、標高600〜1,100mに広がる大草原。360度の大パノラマは、まさに「日本のスイス」。くじゅう連山を背景に、四季折々の花々が咲き誇る。ガンジー牧場での乳製品、久住ワイナリーでのワインなど、グルメも充実。星空観察にも最適。
立ち寄り時間の目安
半日〜1日(各施設巡り)
周辺情報
  • くじゅう花公園
  • ガンジー牧場
  • 久住ワイナリー
  • 久住高原コテージ
  • 赤川温泉
名称 久住高原
アクセス 大分自動車道九重ICから約40分
営業時間 各施設により異なる
料金 入場無料(各施設は有料)
公式サイト 久住高原公式サイト
おすすめグルメ
「ガンジーソフトクリーム」(400円)、「豊後牛ステーキ」(3,500円〜)、「高原野菜カレー」(1,200円)、「久住ワイン」(2,000円〜)

長湯温泉(竹田市)

おすすめポイント
「日本一の炭酸泉」として知られる温泉地。飲泉も可能で、胃腸に良いとされる。ラムネ温泉館の建築も美しく、温泉と建築の両方を楽しめる。周辺には、くじゅう連山や白水ダムなど見どころも多い。温泉街の素朴な雰囲気も魅力的。
立ち寄り時間の目安
2〜3時間(入浴・休憩含む)
周辺情報
  • ラムネ温泉館
  • ガニ湯(野天風呂)
  • 白水ダム(日本一美しいダム)
  • くじゅう連山
  • 清滝
名称 長湯温泉
アクセス 大分自動車道湯布院ICから約45分
営業時間 施設により異なる
料金 日帰り入浴:500円〜
公式サイト 長湯温泉旅館組合
おすすめグルメ
「エノハ(ヤマメ)料理」(1,500円〜)、「温泉豆腐」(800円)、「炭酸煎餅」(500円)、「竹田の地酒」(800円〜)

佐伯寿司街道(佐伯市)

おすすめポイント
豊後水道に面した佐伯市は、新鮮な海の幸の宝庫。市内には多くの寿司店が軒を連ね、「寿司街道」として知られる。佐伯寿司は、ネタの大きさと新鮮さが自慢。海岸線のツーリングを楽しんだ後は、絶品の寿司で締めくくろう。城山からの眺望も素晴らしい。
立ち寄り時間の目安
2〜3時間(食事・観光含む)
周辺情報
  • 佐伯城跡(城山)
  • 歴史と文学のみち
  • 佐伯市観光交流館
  • 番匠川
  • 蒲江マリンカルチャーセンター
名称 佐伯寿司街道
アクセス 東九州自動車道佐伯ICから約10分
営業時間 店舗により異なる(11:00〜14:00、17:00〜21:00が一般的)
料金 寿司ランチ:1,500円〜
公式サイト 佐伯市観光協会
おすすめグルメ
「佐伯寿司」(1,500円〜)、「ごまだし」(600円)、「佐伯ラーメン」(800円)、「かまえの海鮮丼」(2,000円)

大分ツーリングのベストシーズン

3月中旬〜5月
桜の見頃は3月下旬〜4月上旬。岡城跡、不動尊一心寺などが人気スポット。気温は15〜20℃前後で快適。4月〜5月は新緑が美しく、くじゅう高原のミヤマキリシマも見頃。霧の発生が多い時期なので、早朝の山間部走行は注意が必要。
6月〜8月
6月は梅雨で雨天走行に注意。7〜8月は気温30℃超えのため、標高の高いやまなみハイウェイや久住高原が人気。海岸線も海風が心地よい。別府の地獄めぐりは暑さが増すが、温泉後の涼しさは格別。熱中症対策は必須。
9月〜11月
ツーリングのベストシーズン。気温20〜25℃で最適。10月下旬〜11月中旬は紅葉が見頃。九重”夢”大吊橋、耶馬渓、由布岳などの紅葉スポットが人気。朝晩の寒暖差が大きく、朝霧が発生しやすいため、防寒対策と視界確保に注意。
12月〜2月
平野部は降雪が少なく、ツーリング可能。ただし山間部は積雪・凍結に要注意。日中の気温は5〜10℃。温泉巡りツーリングに最適な季節。別府、由布院、湯平など多彩な温泉地が楽しめる。関あじ・関さばなど、冬の海の幸も絶品。


まとめ


大分県は「日本一のおんせん県」の名に恥じない、多彩な温泉地を持つツーリング天国です。やまなみハイウェイや九重連山の雄大な景色、国東半島の神秘的な石仏群、豊後水道の新鮮な海の幸など、五感で楽しめる要素が満載。 温泉で疲れを癒し、絶景に心洗われ、美食に舌鼓を打つ。そんな贅沢なツーリングが楽しめるのが大分県の魅力です。季節ごとに表情を変える大分の道を、安全運転で満喫してください。この記事が、あなたの大分ツーリングの参考になれば幸いです。良い旅を!

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