Pocket

今回はバイク乗りなら一度は憧れるレザージャケットの中でも、コストパフォーマンスに優れたROUGH&ROADのシープレザーパーカーFPについて詳しくレビューします。高価なレザージャケットが多い中、3万円を切る価格で手に入るこのモデルは多くのライダーから注目されています。


目次

レザージャケットを選んだ理由

バイク用ジャケットには様々な素材がありますが、レザージャケットはその見た目の良さだけでなく、実用面でも大きなメリットがあります。


レザージャケットの魅力

  • スタイリッシュな見た目:クラシックでありながらも時代を超えた魅力を持ち、バイク乗りのアイコン的存在
  • 優れた耐摩耗性:転倒時の擦過傷(ロードラッシュ)からライダーを守る
  • 風を通さない:高速走行時の風による体温低下を防ぐ
  • 経年変化の美しさ:使い込むほどに風合いが増し、自分だけの一着に育つ

シープレザー(羊革)を選んだ理由

シープレザーは牛革に比べて以下のような特徴があります

  • 柔らかく軽量:着心地がよく動きやすい
  • フィット感:体に馴染みやすい
  • 温かさ:保温性に優れている
  • 肌触り:滑らかで快適

ROUGH&ROADシープレザーパーカーFPの特徴

OUGH&ROADは日本のバイク用品メーカーとして長い歴史を持ち、コストパフォーマンスの高さで人気があります。シープレザーパーカーFPはその中でも注目の一着です

ラフ&ロード(ROUGH&ROAD) ジャケット シープレザーパーカーFP RA5033 ブラック

価格帯: 28,485円

特徴

  • 本革シープスキン(羊革)使用: 柔らかく着心地の良いレザー
  • フード付きデザイン: カジュアルな雰囲気でバイクを降りてからも違和感なく着用可能
  • CE規格プロテクター採用: 肩・肘に標準装備、胸・背中にはポケット付き
  • 豊富なポケット: 内外に多数のポケットを配置
  • YKKファスナー採用: 耐久性の高い日本製ファスナー
  • リフレクター(反射材): 夜間の視認性を確保
  • 価格: 他メーカーの同クラスレザージャケットと比較して30-50%ほど安価

製品スペック

  • 素材: シープレザー(羊革)
  • カラー: ブラック、ブラウン
  • サイズ: S、M、L、XL、XXL
  • プロテクター: 肩・肘標準装備(CE規格Level 1)、胸・背中はポケットのみ
  • 内装: メッシュライナー
  • 調整機能: ウエスト・袖口にアジャスター付き
  • 重量: 約1.8kg(Lサイズ参考値)
  • 防水性: なし(撥水加工のみ)


合わせて購入したもの


追加プロテクター

アルパインスターズ 胸部プロテクター NUCLEON FLEX PRO C1

特徴:
  • 保護性能: CE Level 2認証(より高い安全性)
  • 特徴: 柔軟性と保護性のバランスが良い
  • 価格: 約12,000円
  • RSタイチ CE バックプロテクター

    特徴: 保護性能: CE Level 2認証 特徴: 薄型で背中にフィットしやすい 価格: 約8,000円

    メンテナンス用品

    [タラゴ] 革を柔軟にし防水効果を高める ミンクオイル 100m

    特徴: ペーストタイプ

    [コロンブス] columbus ミンクオイルスプレー MINOSP

    特徴: スプレータイプ

    [サフィールノワール] 防水スプレー ウォータープルーフ スプレー 300ml

    特徴: ミンクオイル塗ったあとの最後の仕上げに防水スプレー

    着用感と使用感

    このジャケットを数ヶ月間使用した実際の感想をお伝えします

    フィット感と快適性

    着心地 – シープレザーの柔らかさを活かした快適な着用感。新品時でも硬さを感じにくい。
    サイズ感 – 標準的な日本人体型に合わせた設計で、海外ブランドよりも着やすい印象。
    動きやすさ – 腕の可動域が広く、ライディングポジションでも窮屈さを感じない。
    重量 – レザージャケットとしては比較的軽量で、長時間の着用でも疲れにくい。

      季節別の使用感

    • 【春・秋】 インナーの調整で快適に使用可能。朝晩の冷え込み時にも対応。
    • 【夏】 暑すぎてメッシュジャケットに変更
    • 【冬】 厚手のインナーと組み合わせれば、5℃程度までなら問題なく使用可能。

    実用性

    ポケット – 外側2つ、内側2つのポケットで日常使いに十分な収納力。
    防風性 – 高速走行時でも風の侵入を効果的に防ぎ、体温低下を抑制。
    防寒性 – レザー自体の保温効果とフードの組み合わせで、秋冬の使用にも適している。
    カジュアル使用 – バイクを降りてからのカフェやレストランでの使用にも違和感なく使える


    プロテクターについて

    このジャケットに標準装備されているプロテクターと、追加したプロテクターについての詳細です。

    標準装備プロテクター

    • 肩・肘: 比較的しっかりしたCE規格Level 1の樹脂製プロテクター
    • 胸・背中: 薄いスポンジ状のパッド(実質的な保護効果は低い)

    プロテクターの交換理由

    標準装備の胸・背中用パッドはあくまでも形状維持のためのものであり、実際の転倒時には十分な保護効果を期待できません。安全性を高めるために、CE Level 2規格の認証を受けた専用プロテクターへの交換をおすすめします。


    プロテクター交換と固定方法

    ジャケット内部のプロテクターポケットはマジックテープで固定する仕様ですが、以下の問題がありました:

    1. マジックテープの接着面積が狭い: わずかなズレでも固定力が激減
    2. 走行中の振動で緩みやすい: ツーリングで2回プロテクターを落としてしまった
    3. 片側のプロテクターを紛失: セット販売のプロテクターは片方だけを購入できないため無駄が生じる

    解決策:ホックの追加

    この問題を解決するために、100円ショップで購入したホックを追加で取り付けました。

    手順:

    1. プロテクターの位置を決める
    2. 縫い付けタイプのホックをジャケットとプロテクターに取り付け
    3. 位置を合わせて固定

    注意点: ジャケットの内部生地は比較的薄いため、強い力で引っ張ると破れる可能性があります。ホックの取り付けは慎重に行いましょう。

    効果

    ホック追加後は走行中のプロテクター脱落が一度も発生せず、安定した保護性能を維持できるようになりました。


    シープレザーのメンテナンス方法

    レザーは適切なメンテナンスを行うことで、長く美しい状態を保つことができます。特にシープレザーは柔らかい分、傷みやすい面もあるため定期的なケアが重要です。


    基本的なレザーメンテナンス

    • 1
      埃や汚れの除去
      柔らかい布で優しく拭き取る
    • 2
      レザークリーナーでの洗浄
      月に1回程度、専用クリーナーで汚れを落とす
    • 3
      レザーオイル/クリームの塗布
      2〜3ヶ月に1回、乾燥防止のためにオイルやクリームで保湿
    • 4
      水濡れ時の対応
      自然乾燥させ、乾いた後にオイルやクリームで保湿
    • 5
      仕上げに防水スプレー
      水や油によるシミや汚れ、色落ち、ひび割れ、カビなどのダメージを予防するため

    保管方法

    • 通気性の良い場所で保管:湿気によるカビや劣化を防止
    • ハンガーに吊るす:シワや型崩れを防ぐ
    • 直射日光を避ける:色あせや劣化の原因になる
    • オフシーズンの対策:収納前に十分な保湿を行い、通気性の良い不織布カバーをかける

    他製品との比較

    • コミネ JK-006 プロテクトレザーライディングジャケット:
      • 価格: 約32,000円
      • 特徴: プロテクション性能が高いが、シープレザーパーカーFPより若干重い
      • 差別化ポイント: ROUGHROADはカジュアル感、コミネはスポーティ感が強い
    • アルパインスターズ OSCAR MONTY LEATHER JACKET:
      • 価格: 約40,000円
      • 特徴: デザイン性は高いがプロテクションが少ない
      • 差別化ポイント: ブランド力で海外製品

    上位価格帯製品との比較

    • ゴールドウィン GSM22007 レザージャケット:
      • 価格: 約50,000円
      • 特徴: 上質なレザーと細部の作りこみが優れている
      • 価格差に見合うか: 耐久性とディテールで差があるが、コストパフォーマンスではROUGH&ROADが上
    • ダイネーゼ SETTANTADUE TOGA72 LEATHER JACKET:
      • 価格: 約85,000円
      • 特徴: 最高級のレザーと卓越したデザイン性
      • 価格差に見合うか: プレミアムブランドとしての価値はあるが、実用性だけを求めるならROUGH&ROADで十分


    レビュー動画

    実際の製品の様子や着用感について、YouTubeでより詳しくレビューしています。下記のリンクから視聴いただけます


    総合評価

    良い点

    • コストパフォーマンス: 高価なレザージャケットの中で群を抜く価格設定
    • 着心地: シープレザーの柔らかさが魅力的
    • デザイン: フード付きで普段使いもしやすい
    • プロテクターポケット: 必要に応じて交換・カスタマイズが可能

    改善点

    • プロテクター固定方法: マジックテープの面積不足で脱落リスクあり
    • 内装の生地強度: ホック取り付け時に感じた生地の薄さ
    • 標準プロテクターの質: 胸・背中の標準パッドは実用性に乏しい

    スコア評価

    デザイン
    4.5/5.0
    耐久性
    3.5/5.0
    快適性
    4.0/5.0
    安全性
    3.0/5.0
    コスパ
    5.0/5.0
    総合
    4.0/5.0
    ※安全性はプロテクター交換で4.5に向上します

    項目別スコア評価

    評価項目スコアコメント
    デザイン4.5/5.0カジュアルで使いやすい
    耐久性3.5/5.0価格相応、メンテナンス次第
    快適性4.0/5.0シープレザーの柔らかさ◎
    安全性3.0/5.0プロテクター交換で4.5に
    コスパ5.0/5.0この価格で本革は驚異的
    総合評価4.0/5.0初心者から上級者まで満足


    まとめ:こんな人におすすめ

    強くおすすめできる人

    ✅ 初めてレザージャケットを買う人
    ✅ コストパフォーマンスを重視する人
    ✅ カジュアルに使えるジャケットが欲しい人
    ✅ プロテクターを自分でカスタマイズしたい人

    おすすめしない人

    ❌ 最初から完璧な安全装備が欲しい人
    ❌ 雨天走行が多い人(防水性なし)
    ❌ ハードなスポーツ走行をする人
    ❌ ブランドにこだわる人



    購入前のチェックリスト

    購入を検討している方は、以下を確認してください:

    • サイズ選び(インナー着用前提なら1サイズ上)
    • 胸部・背中プロテクターの追加購入予算(約2万円)
    • メンテナンス用品の準備(ミンクオイル、防水スプレー等)
    • プロテクター固定用ホックの準備(100円ショップで購入可)
    • 使用シーズンの確認(春秋がメイン、夏は不向き)


    最終結論

    ROUGH&ROAD シープレザーパーカーFPは、3万円の価格で本革レザージャケットを手に入れられる、コストパフォーマンス最強の一着です。

    標準プロテクターの質や固定方法に課題はありますが、約2万円の追加投資とちょっとした工夫(ホック追加)で、5万円クラスのジャケットに匹敵する安全性と快適性を手に入れることができます。

    私自身、このジャケットを購入して1年以上経ちますが、定期的なメンテナンスを行いながら今も愛用しています。レザーの経年変化も楽しみながら、これからも長く使い続けていくつもりです。

    初めてのレザージャケット選びで迷っているなら、まずはこの一着から始めてみることを強くおすすめします。

    商品リンク(再掲)

    アルパインスターズ 胸部プロテクター NUCLEON FLEX PRO C1

    特徴:
  • 保護性能: CE Level 2認証(より高い安全性)
  • 特徴: 柔軟性と保護性のバランスが良い
  • 価格: 約12,000円
  • RSタイチ CE バックプロテクター

    特徴: 保護性能: CE Level 2認証 特徴: 薄型で背中にフィットしやすい 価格: 約8,000円

    [タラゴ] 革を柔軟にし防水効果を高める ミンクオイル 100m

    特徴: ペーストタイプ

    [コロンブス] columbus ミンクオイルスプレー MINOSP

    特徴: スプレータイプ

    [サフィールノワール] 防水スプレー ウォータープルーフ スプレー 300ml

    特徴: ミンクオイル塗ったあとの最後の仕上げに防水スプレー

    最終更新日:2025年12月

    この記事が、あなたのレザージャケット選びの参考になれば幸いです。質問やコメントがあれば、お気軽にお寄せください!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA