バイクのコントロール性を高める重要なカスタムパーツであるタンクパッド。
特にスポーツバイクでは、ライディングの質を大きく左右する必須アイテムと言えるでしょう。
この記事では、ZX-10R ストンプグリップの取付方法から、様々なタンクパッドの種類と特徴まで徹底解説します。
- 1タンクパッドとは?その効果と必要性
- 2タンクパッドの種類と選び方
- 3ストンプグリップの基本情報
- 4Eazi-Gripの特徴と製品情報
- 5R&Gの特徴と製品情報
- 6取り付けに必要な物
- タンクパッド
- STOMPGRIP(ストンプグリップ) トラクションパッド タンクキット VOLCANO クリア ZX-10R(11-12) 55-3012
- R&G (アールアンドジー ) Eazi-Grip タンクグリップ:EVO:ブラック COLOR ZX-10R ZX-10RR RG-EVO424BL
- アールアンドジー トラクションパッド クリア RG-EZRG426CL
- そのほかにあると便利なモノ
- SOFT99 (99工房) 脱脂剤 シリコンオフ チビ缶 150ml 09209
- スリーエム(3M) 塗装用マスキングテープ 黄色
- Komelon コメロン コンベックス マグジャケット
- Amazonベーシック クリーニングクロス マイクロファイバー
- 7ZX-10Rへの取り付け手順
- 8各メーカータンクパッドの比較
- 9走行環境別おすすめタンクパッド
- 10タンクパッド装着後のメンテナンス方法
- 11まとめ – ZX-10R ストンプグリップで変わったこと
- 12よくある質問
- 13関連記事
タンクパッドとは?その効果と必要性
タンクパッドとは、バイクのタンク上部に貼り付けるグリップ性の高いパッドのことです。主に以下のような効果があります。
ホールド性の向上
加速時や減速時に身体がずれるのを防止し、バイクとライダーの一体感を高めます。特にブレーキング時の安定感が格段に向上します。
疲労軽減
身体を安定させるための余計な力が不要になるため、長距離走行時の疲労が大幅に減少します。特にスポーツライディングでは体力温存に大きく貢献します。
正確なコントロール
身体の位置が安定することで、より繊細なハンドリングが可能になります。コーナリングの精度向上やライン取りの正確性が増します。
タンク保護
ライダーの装備(ジャケットのジッパーやボタンなど)からタンクを保護する役割も果たします。特に塗装面の傷付き防止に効果的です。
タンクパッドの種類と選び方
タンクパッドには、様々なメーカーと種類があります。ここでは主要な3種類を紹介します
ストンプグリップ
アメリカ発祥の人気ブランド。
突起(ボルケーノ)タイプの独特のデザインが特徴で、グリップ力の高さと耐久性で世界中のライダーから支持されています。マン島TTでの装着率が90%以上と言われるほど、プロからの信頼も厚いです。
特徴
Eazi-Grip(イージーグリップ)
イギリス発のブランド。
TANK GRIP PERFORMANCEシリーズは多くのレーサーにも愛用されている高品質タンクパッドです。
薄型でありながら高いグリップ性能を誇ります。
なお、日本国内では正規輸入代理店であるR&G(アールアンドジー)がEazi-Grip製品を取り扱っているため、購入時は「R&G取扱のEazi-Grip」として販売されています。
特徴
R&G(アールアンドジー)
イギリスの老舗プロテクションパーツメーカー。
タンク トラクション グリップは透明感のある素材で、バイク本来のデザインを活かしながらグリップ性能を向上させます。
前述のEazi-Gripとは別に、R&Gの自社ブランド製品としても展開されています。
特徴
ストンプグリップの基本情報
ワインディングやサーキットでのライディング時、車両とのホールド性を高め、疲労を軽減するなど、アメリカをはじめ世界中で高い評価を得ているストンプグリップ!
ストリートはもちろん、ロードレース、モトクロス、トライアル、スタントライディングと多くのプロライダーも愛用。
マン島T.T.では装着率90%以上!全日本ロードレースでも装着するチームが急増中です!
3タイプのラインアップ

Eazi-Gripの特徴と製品情報
イギリス発のEazi-Gripは、モトGPやWSBKなど世界最高峰のレースでも使用されている信頼性の高いタンクパッドです。
- 超薄型設計:わずか1.5mmの厚さで、タンクのデザインや形状を損なわない。
- 特殊素材:高グリップ性能と耐久性を両立した特殊ゴム素材使用。
- 両面テープ固定:高品質な両面テープで簡単確実に固定。
- ブラックカラー:相性の良いブラックカラー。
- 耐候性:紫外線や雨、洗車に強い耐候性設計。
レーシングサーキットで実績のあるEazi-Gripは、スポーツライディングを楽しむライダーに特におすすめです。極限状態での安定性を重視する方に高い支持を得ています。
R&Gの特徴と製品情報
イギリスのR&Gはクラッシュプロテクター等で有名なブランドですが、タンクグリップも高品質で人気があります。
- クリアタイプ:透明素材でバイク本来のカラーやデザインを損なわない。
- 立体構造:表面の立体的な凹凸パターンで優れたグリップ性能。
- 柔軟性:タンクの曲面にもしっかりフィット。
- 専用カット:専用にカットされた形状で簡単装着。
- 気泡防止設計:貼り付け時の気泡が入りにくい設計。
クリアタイプのR&Gタンクグリップは、バイクの外観を重視しつつグリップ性能も欲しいライダーに最適です。街乗りからツーリングまで幅広く使えます。
取り付けに必要な物
タンクパッド
STOMPGRIP(ストンプグリップ) トラクションパッド タンクキット VOLCANO クリア ZX-10R(11-12) 55-3012
R&G (アールアンドジー ) Eazi-Grip タンクグリップ:EVO:ブラック COLOR ZX-10R ZX-10RR RG-EVO424BL
アールアンドジー トラクションパッド クリア RG-EZRG426CL
そのほかにあると便利なモノ
SOFT99 (99工房) 脱脂剤 シリコンオフ チビ缶 150ml 09209
スリーエム(3M) 塗装用マスキングテープ 黄色
Komelon コメロン コンベックス マグジャケット
Amazonベーシック クリーニングクロス マイクロファイバー
ZX-10Rへの取り付け手順
タンク全体の汚れを落とす

まずはタンク表面をきれいに掃除しましょう。砂・埃等の大きい汚れを落とします。一般的な中性洗剤を薄めた水で軽く湿らせた布で拭き、その後乾いた布で水分を完全に拭き取ります。
ポイント:
- 強い洗剤は塗装を傷める可能性があるので避ける
- 特に膝が当たる部分は汚れが溜まりやすいので念入りに
- 完全に乾かしてから次のステップへ
脱脂する

接着面の油分をしっかり除去することが重要です。シリコンオフなどの脱脂剤を使い、タンクの油分を完全に落とします。
ポイント:
- 手の油分が付かないよう、可能であれば手袋を使用
- 脱脂剤を吹きかけた後、きれいな布で拭き取る
- 油分が残っていると接着力が大幅に低下し、すぐに剥がれる原因になる
貼り付ける場所を決める

実際にバイクに跨り、膝が自然に当たる位置を確認します。通常はタンクの中央やや前方に左右対称に配置します。
ポイント:
- 実際にライディングポジションを取って確認するのがベスト
- 左右対称になるよう、中心から測って位置決めする
- 仮置きして違和感がないか確認
決めた位置に貼り付ける

位置が決まったら、マスキングテープなどを使って仮固定し、最終的な位置を確認します。問題なければ、裏面の粘着保護シートを剥がして貼り付けます。
ポイント:
- 一度貼ると剥がしにくいので、慎重に位置決めする
- 中央から端に向かって、空気を押し出すように貼る
- 貼り付け後、強く押さえつけて密着させる
- 気温が低い場合は、ヘアドライヤーで温めると接着力が高まる
各メーカータンクパッドの比較
主要な3つのタンクパッドメーカーの製品を比較してみましょう
| メーカー | 特徴 | グリップ力 | 耐久性 | 価格帯 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| ストンプグリップ | 突起型パターン | ★★★★★ | ★★★★★ | 6,000〜10,000円 | レース・スポーツ走行 |
| Eazi-Grip | 薄型高性能 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 7,000〜11,000円 | ワインディング・スポーツ走行 |
| R&G | クリアデザイン | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 5,000〜9,000円 | 街乗り・ツーリング |
走行環境別おすすめタンクパッド
サーキット走行
- 第一選択:ストンプグリップ TRACTION
- 第二選択:Eazi-Grip PERFORMANCE
ワインディング
- 第一選択:ストンプグリップ VOLCANO
- 第二選択:Eazi-Grip PERFORMANCE
ツーリング
- 第一選択:R&G トラクショングリップ
- 第二選択:ストンプグリップ(クリアタイプ)
街乗り・通勤
- 第一選択:R&G トラクショングリップ
- 第二選択:Eazi-Grip スタンダード
タンクパッド装着後のメンテナンス方法
- 定期的な清掃:柔らかいブラシで砂や埃を取り除き、湿らせた布で拭く
- 強い洗剤は避ける:素材が劣化する可能性あり
- 紫外線対策:長期駐車時はカバーをかける
- エッジのチェック:剥がれかけていないか定期的に確認
- 再接着:端が浮いてきた場合は専用接着剤で補修
まとめ – ZX-10R ストンプグリップで変わったこと
ZX-10Rにストンプグリップを取り付けてみて、正直「ここまで変わるのか」というのが率直な感想です。
街乗りでも体の座りが良くなったのを感じますが、効果がはっきり分かるのは峠道でした。
ブレーキング時に体が前にずれないので、無理に踏ん張る必要がなくなり、コーナー手前でも自然に姿勢を保てます。
ニーグリップに頼りきらなくて済む分、腕や肩の余計な力みも減り、長く走っても疲れにくくなりました。
取り付け自体は脱脂と位置決めさえ丁寧にやれば1時間もかからず、DIYでも十分きれいに仕上がります。
数千円のパーツですが、体感できる変化の大きさは価格以上だと感じています。
特にサーキットやワインディングでスポーツ走行を楽しみたいライダーには、真っ先に試してほしいカスタムです。