バイクのカウルのキズをタッチアップペンで補修する難しさとは
バイクのカウルにキズを付けてしまい、「タッチアップペンで何とかならないかな?」と考えたことはありませんか?
私もマフラー交換作業中に誤ってカウルへキズを付けてしまい、市販のタッチアップペンでDIY補修に挑戦しました。
しかし結果としては、「思ったより綺麗にならない……」という少し残念な結末に。
この記事では、実際にタッチアップペンを使用した体験談と、うまくいかなかった原因、そして次回リペアするならどうするのかを詳しく紹介します。
これからカウルのキズ補修を考えている方の参考になれば幸いです。
ライダー同士の会話
キズリペアのために用意したもの
今回のリペア作業のために購入したのは、バイク用のタッチアップペンです。私が選んだのはこちら
このタッチアップペンはカワサキのメタリックスパークブラック(K43E)専用のもので、適合車種リストに私のバイクも含まれていました。これなら問題ないだろうと購入を決めました。
リペア作業
ペンからのインク出しに苦戦
まず最初に、リペアペンの使い方を確認します。説明書によると、使用前にペン先を押して塗料を出す必要があるようです。


ところが、これが思ったより大変でした。

ペン先を押しても、なかなか塗料が出てきません。「もっと早く出てきてほしい!」と思いながら、約5分ほどポチポチと押し続けてようやく塗料が出てきました。この時点で少し不安になりましたが、作業を続行することに。
色合いの確認は重要ポイント
バイクに直接塗る前に、まずは紙に出して色を確認しました。これは非常に重要なステップです。

車体の色と比較してみると、色合いはほぼ問題なしと判断。若干の違いはあるものの、キズを目立たなくするという目的なら十分だと思いました。
慎重にキズ部分に塗装
キズの部分に慎重に塗料を塗っていきます。ペン先が細いので、狭い範囲に塗るには便利です。

塗装後、乾燥時間を取りました。説明書によると、完全乾燥までは24時間程度かかるとのことですが、表面乾燥は30分程度で完了します。
コンパウンドでの仕上げ作業
塗装面に微妙に凹凸が残っていたので、コンパウンドで軽く磨くことにしました。使用したのは「ピカール」という万能コンパウンドです。

しかし、磨いた結果、キズの溝の中まで色が浸透していないことが判明。せっかく塗った塗料が一部剥がれてしまい、振り出しに戻る形になってしまいました。
なぜうまくいかなかったのか?失敗の原因
今回のリペア作業がうまくいかなかった主な理由は以下のようなものだと考えられます。
- 深いキズに対して適切な下処理を行わなかった
- プラスチック用のプライマーを使用しなかった
- ペンタイプのためキズの奥まで塗料が入りにくかった
- 塗料を十分に盛れていなかった
- 磨き作業で一部の塗料が落ちてしまった
タッチアップペンは便利ですが、深いキズを完全に修復するための道具ではないことを改めて実感しました。
今後の対策と正しいリペア方法
前に所有していたトヨタ86では筆タイプのタッチアップペイントを使用し、比較的良い結果が得られました。
今回の経験から、バイクのカウルもペンタイプより筆タイプの方が向いているかもしれません。
また、キズの状態によってはプロのリペアサービスを利用することも選択肢の一つです。
特に、
- 下地が見えている深いキズ
- 広範囲のキズ
- 仕上がりを重視したい場合
このようなケースでは、DIYよりも専門業者へ依頼した方が満足度は高いと思います。
まとめ:タッチアップペンでのカウル補修は「目立たなくする」程度と考えよう
今回、バイクのカウルのキズをタッチアップペンで補修してみましたが、結果として完全に綺麗にはなりませんでした。
小さなキズを目立たなくすることはできても、深いキズや仕上がりを重視する場合はDIYでの補修には限界があります。
それでも実際に試してみたことで、下処理の重要性やタッチアップペンの特性を知ることができ、非常に良い経験になりました。
もし同じようにカウルへキズを付けてしまった方は、まずキズの深さを確認し、自分で補修するか、プロへ依頼するかを判断することをおすすめします。
正直な感想としては、「遠目では分からないけど、近くで見るとやっぱり目立つ」という結果でした。次に同じことがあれば、筆タイプのタッチアップペイントを使うか、場合によってはプロへの依頼も検討したいと思います。
私のように「とりあえずタッチアップペンで直してみよう」と考えている方は、過度な期待をせず、「目立たなくなれば成功」くらいの気持ちで作業すると満足度が高いかもしれません。