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はじめに

スーパースポーツバイクの世界でも屈指のパフォーマンスを誇るKAWASAKI Ninja ZX-10R。2021年モデルはさらに進化を遂げ、レースでの優位性を街乗りでも体感できる一台になりました。今回は、このハイパフォーマンスマシンにアクラポビッチ(AKRAPOVIC)のEvolution lineカーボンフルエキゾーストシステムを装着した際のサウンドと性能変化についてご紹介します。


アクラポビッチ フルエキゾーストの特徴

アクラポビッチは、MotoGPやSBKなど世界最高峰のモーターサイクルレースでも採用されている高品質なエキゾーストメーカーです。Evolution lineカーボンシリーズは以下の特徴を持っています

純正比約30%の軽量化を実現(約3.5kg軽量化)
中低速トルクの向上と高回転域でのパワーアップ
チタンコニカルジョイントとカーボンサイレンサーの組み合わせ
精緻なハンドメイド仕上げによる美しい溶接ビード

純正エキゾーストと比較して、単なる音質の変化だけでなく、車両全体のパフォーマンスが向上する点が大きな魅力です。


サウンド収録について

2021年式のカワサキZX-10Rにアクラポビッチのフルエキゾーストを装着したサウンドを、高品質な録音機材を使用して収録しました。

GoPro9の内蔵マイクでは、エンジン音の圧の強さにより音割れが発生しがちです。そこで今回はZOOM H5ハンディレコーダーを使用し、クリアでダイナミックなエンジンサウンドを忠実に収録することができました


エンジン始動からアイドリング、走行サウンド

上記動画では、以下のシーンでのサウンドをお楽しみいただけます:

  • エンジン始動時の咆哮
  • アイドリング時の落ち着いた低音
  • アクセルオープン時の鋭い吹け上がり


アクラポビッチ装着によるメリット・デメリット

メリット

パワーアップ – 特に中高速域での出力向上が体感できます
軽量化 – 約3.5kgの軽量化により、車両の取り回しが向上
音質向上 – 低音から高音までバランスの取れた心地よいサウンド
見た目 – カーボンサイレンサーとチタンパイプの美しい外観

デメリット

価格 – 純正マフラーと比較して高価な投資になります
音量 – 設定によっては近隣への騒音問題の可能性があります
取り付け – 専門知識が必要なため、DIYでの装着はハードルが高いです


商品リンク

アクラポビッチ(AKRAPOVIC) マフラー エボリューションライン カーボン NINJA ZX-10R/RR S-K10E10-RC

適合車種:NINJA ZX-10R/RR 2021
タイプ:フルエキゾースト
色[カラー]:カーボン/チタン
STD重量[キログラム]:11.6kg
重量[キログラム]:5.1kg
STD音量:93.8 dB / 6750 rpm
音量:105.5 dB / 6750 rpm

ZOOM H5 ハンディーレコーダー APH-5 H5専用アクセサリパッケージ付きセット

内臓ステレオマイクと2系統の外部入力を組み合わせた、最大4トラックの同時録音機能。 最大140dBSPLの耐音圧を実現し、ハンドリングノイズを抑えるショックマウント機構を採用した 新開発のXYステレオマイク。さらに、ZOOM独自のマイクカプセル交換システムと、シーンに応じて最適なマイクを選べる『H5/H6』共用のマイクカプセルオプション


取り付け時の注意点

アクラポビッチのフルエキゾーストシステムを取り付ける際は、以下の点に注意しましょう

  • 1
    専門ショップでの装着をおすすめします
  • 2
    装着後にはECUセッティングの調整が理想的です
  • 3
    各部の締め付けトルク管理を徹底する
  • 4
    キゾースト装着後の初回走行は、熱による部品の馴染みを考慮して控えめな走行を心がける


まとめ

KAWASAKI Ninja ZX-10R 2021モデルにアクラポビッチのEvolution lineカーボンフルエキゾーストを装着することで、サウンド、パフォーマンス両面で大きな満足感を得ることができます。適切なエンジンオイルの選択と定期的なメンテナンスを併せて行うことで、このスーパースポーツマシンの持つポテンシャルを最大限に引き出せるでしょう。

メーカー純正パーツの性能も非常に高いレベルにありますが、アクラポビッチなどのアフターパーツを組み合わせることで、さらに自分だけの一台に仕上げることができます。ぜひ動画のサウンドをご覧いただき、装着の参考にしてください。

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