タナックス(TANAX)の「MOTOFIZZ シェルシートバッグ MT ブラック」MFK-238(容量10-14L)は、自分にとって2代目のシートバッグでした。
初代は正直あまりスタイリッシュとは言えない見た目のバッグで、どこで買ったか、どこのメーカーだったかも記憶が曖昧なくらいです。硬質なシェル構造ではなく、いわゆる「THEシートバッグ」というか、ただの布製バッグのような素朴な作りのものでした。
そこから、もう少しSSバイクに似合うシートバッグが欲しいと思い立って買い替えたのが今回のMFK-238です。2020年4月にAmazonで購入、価格は8,808円でした。
結論から言うと、このバッグを使う中で「容量ってこんなに大事なんだ」ということを痛感させられ、後にもっと大容量のシートバッグへ買い替えることになります。今回はそのきっかけとなった、2代目シートバッグの本音レビューです。
※現在MFK-238自体は販売終了しており、後継として「MOTOFIZZ シェルシートバッグ S・M・L」MFK-1005〜MFK-1010というシリーズが展開されているようです。
製品スペック
- 商品名:MOTOFIZZ シェルシートバッグ MT
- カラー:ブラック
- 容量:約10-14L
- 購入価格:8,808円(Amazonで購入)
- 購入時期:2020年4月
購入のきっかけ:SSバイクに似合うシートバッグが欲しかった
買い替えの一番の理由は、SSタイプのバイクに似合うシートバッグを探していたことでした。


初代の素朴なバッグはお世辞にも車体との一体感があるとは言えず、もう少し見た目のまとまりが欲しいと思っていたところに、シェル型で硬質なフォルムのMFK-238が目に留まった、という流れです。
リュックを背負ってツーリングするという選択肢もありましたが、正直リュックを背負うのはだるいし、できるだけ身軽な状態でバイクに乗りたいという思いもあり、シートバッグという選択自体は自分の中で譲れないポイントでした。
良かったところ:SSバイクに似合うシルエット

目的通り、シェル型の硬質な外装は初代の素朴なバッグに比べて格段にスタイリッシュで、SSバイクのシャープな車体ラインにもよく馴染んでくれました。
見た目の面では、買い替えた甲斐がありました。
気になったところ:とにかく容量が足りない
一方で使っていく中で一番のネックになったのが、容量不足でした。
10-14Lという数字以上に体感的にキツかったのが、バッグの形状です。

シェル型でスタイリッシュさを追求した設計のためか、後ろに行くにつれてバッグの内部が狭くなっていく形状になっていて、見た目のサイズ感より実際に入る荷物はかなり少なめでした。
自分の場合、コンパクトデジタルカメラくらいであれば問題なく収納できる容量だったのですが、一眼レフのようなカメラをカメラ用のインナーバッグに入れて収納しようとすると、それだけでバッグの中がほぼいっぱいいっぱいになってしまいます。
そうなると、他に入れられる荷物はかなり限られてきます。
結果として、一眼レフを持って行くなら日帰りツーリングで、お土産もほぼ買わない前提でないと厳しい、というのが正直な使用感でした。
1泊以上のツーリングや、帰りにお土産を買い足すような使い方には明らかに容量が足りませんでした。
固定力について:多少動くけど、気にならないレベル
固定力に関しては、ブレーキやアクセル操作のたびに多少バッグの位置がズレる感覚はありました。
ただし、これは後に使うことになった大容量タイプのシートバッグで経験したような、腰や背中にゴツンと当たってくるレベルの動きではありません。
「言われてみれば多少動いてるかな」くらいの範囲で、気にしなければ特に問題なく使えるレベルでした。
このあたりは、大容量バッグがベルトのみの固定だったのに対して、MFK-238はもう少しコンパクトな分、フィット感が良かったのかもしれません。
買い替えを決意した理由
この「容量が足りない」というストレスが積み重なった結果、もっと大容量で、かつ容量を可変できるバッグを探すようになりました。
そこでたどり着いたのが、容量を25L〜32Lまで拡張できるタイプの大容量シートバッグです。
実際に買い替えてからは、カメラと着替えを両方余裕を持って収納できるようになり、容量のストレスからは解放されました。
手放した経緯
MFK-238は、大容量タイプのシートバッグに買い替えたタイミングで手放し、現在はアップガレージに売却済みで手元にはありません。
短い期間でしたが、自分にとって「シートバッグに求めるべき条件」を教えてくれた一台として記憶に残っています。
こんな人にはおすすめ・こんな人は要注意

おすすめできる人
- SSバイクに似合う見た目のシートバッグを探している人
- 日帰りツーリングがメインで、荷物が最小限で済む人
- コンデジ程度のカメラや、スマホ・財布・レインウェア程度の荷物しか積まない人
注意が必要な人
- 一眼レフなど、かさばる趣味の道具を持ち歩きたい人
- 1泊以上のツーリングで着替えなどの荷物が増える人
- 見た目のサイズ感より、実際の収納力を重視したい人
今買うなら:後継モデルのMFK-1005〜1010シリーズ
MFK-238自体はすでに販売終了していますが、同じMOTOFIZZシェルシートバッグの系譜として、現行では「MOTOFIZZ シェルシートバッグ S・M・L」MFK-1005〜MFK-1010というシリーズが展開されています。
S・M・Lとサイズ展開されているため、当時の自分のように「容量不足で泣く」リスクは、サイズ選びの時点である程度回避できそうです。
デザインの系譜が気に入っている方は、容量に余裕を持たせたサイズを選ぶことをおすすめします。
まとめ:SSバイクへのフィット感は良かったが、容量は明らかに割を食っていた
見た目の面では、初代の素朴なバッグから買い替えた甲斐があり、SSバイクのシャープなシルエットにもしっかり馴染んでくれました。
リュックを背負わずに身軽にツーリングできるという点でも、シートバッグという選択自体は間違っていなかったと思います。
ただし、シェル型でスタイリッシュさを追求した反動なのか、後ろに向かって狭くなっていく形状のせいで、コンデジ程度なら問題ないものの、一眼レフをインナーバッグに入れるとそれだけでほぼ満杯になってしまうなど、容量面では明らかに割を食っていた一台でした。
日帰りでお土産もほぼ買わない前提なら十分ですが、1泊以上や荷物が増えがちな人には正直厳しいというのが率直な感想です。
固定力自体は大きく振り回されるほどではなく、その点は好印象でした。結果的にこのバッグでの経験が、次に選ぶバッグの容量重視という判断基準につながりました。
現在は後継シリーズのMFK-1005〜1010が展開されているので、このデザインが気に入っている方はサイズ選びに気をつけつつチェックしてみてください。
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