これまでいくつかのシートバッグを乗り継いできましたが、ようやく「これだ」と思えるバッグにたどり着きました。
デイトナ(DAYTONA)のヘンリービギンズ(HenlyBegins)ブランドから出ている「シートバッグPRO2」Lサイズ、DH-759です。2022年10月にwebikeで購入、価格は20,702円でした。
これまで使ってきたバッグは、容量には満足していても、SSバイクのシート形状との相性から「ブレーキングのたびに前にズレてくる」という悩みがつきまとっていました。
DH-759は、その悩みをまさにピンポイントで解決するために作られたバッグです。実際に使ってみて、率直にいって「もっと早く出会いたかった」と思えるバッグでした。
先に結論を言ってしまうと、宿泊ツーリングに行くなら、とりあえずこれを買っておけ、と言いたいくらいのお気に入りです。
SSバイクの前ズレに悩んでいる人には理屈抜きで刺さりますし、それ以外の車種の人でも、宿泊ツーリング用のバッグとして単純に完成度が高いと思います。
製品スペック
- 商品名:シートバッグPRO2 Lサイズ
- 容量:約42-56L(容量可変)
- 最大積載重量:11kg
- カラー:ブラック
- 購入価格:20,702円(webikeで購入)
- 購入時期:2022年10月
開発の背景
「前ズレ」に真剣に向き合ったシリーズ
このPRO2シリーズは、まさに自分のような悩みを持つライダーの声から生まれたバッグのようです。
「ブレーキングや段差を乗り越えた時、バッグが前にズレてくる」「スーパースポーツに大きなシートバッグを付けたいのだけど」といった要望に応える形で開発されたのがPROシリーズで、その進化版がPRO2という位置づけです。
ポイントは、走行中でもバッグが前後左右にズレにくいノンスリップシートを採用していること。
シートの面積が狭いSSタイプのバイクでも、スライドストッパーの効果でしっかりと前ズレを抑えてくれます。
まさに自分がこれまで抱えていた不満そのものに対する回答のようなバッグでした。
固定方法は2種類、自分は4点支持ベルトを愛用
このバッグの固定方法は、車両に合わせて選べる2WAY仕様になっています。
- イージーリングベルト:タンデムシートに挟み込むだけの手軽な固定方法
- 4点支持ベルト:車体の4方向からしっかり引っ張って固定する方法
自分は主に4点支持ベルトを使っています。取り付けに一手間かかりますが、その分しっかり固定される安心感があります。
本当に効いた
ノンスリップシートの威力

このバッグで一番感動したのが、ノンスリップシートです。タンデムシートに通して使うタイプなのですが、これが本当にズレてこない。
これまでのバッグでさんざん悩まされてきた「ブレーキをかけるたびに前に来る」という現象が、このバッグでは一切起きませんでした。
正直、これを一度体験してしまうと、もうバイクに積むバッグは全部これでいいんじゃないかと思うレベルです。
SSバイクのシート形状という、これまでずっとネックだった問題を、固定方式の工夫だけで解決してしまったのは素直にすごいと思いました。
これまでGOLDWINのバッグでさんざんフックを追加したりベルトを締め直したりして対策してきたのが、正直バカらしくなるくらいの解決っぷりです。
SSに乗っていて前ズレに悩んだことがある人なら、絶対に共感してもらえるはずです。
使い方

キャンプではなく2〜3泊以上の通常ツーリング用
このバッグは、キャンプツーリング用というよりは、2泊・3泊以上する通常のツーリングで使っています。
実際に4泊分の着替え、一眼レフカメラ、PCを入れると、結構いい感じでパンパンになる容量感です。
42-56Lという可変容量は、キャンプ道具までは積まないけれど、荷物多めの連泊ツーリングにはちょうど良いサイズだと感じています。
正直なところ、宿泊ツーリングに行くとなったら、まずこのバッグが真っ先に持ち出されて荷物を詰め始めるレベルの一軍バッグになっています。
他のバッグに浮気する理由がないくらい、信頼して使い続けています。
ちなみに自分のZX-10Rはシングルシート化しているのですが、このバッグを使うときだけはタンデムシートを取り付け直しています。
ノンスリップシートを活かすにはタンデムシートに通す必要があるので、シングルシート化している人は、このあたりの手間も踏まえて検討してみてください。
シングルシートのまま無理に装着しても、前にズレてくることはたぶんないと思います。
ただし、シングルシートは表面の作りがタンデムシートとは違うので、バッグやベルトとの擦れでシート自体にかなり傷がつくと思われます。シングルシート化している方は、素直にタンデムシートを付け直して使うことをおすすめします。
難点:とにかくデカい。日帰りには不向き

正直な難点を挙げるとすれば、サイズがとにかく大きいことです。2泊3日以上のツーリングなら間違いなくちょうど良いのですが、日帰りツーリングで使うにはさすがに大きすぎます。
中身が少なくても、フレーム構造のおかげでバッグ自体の形はちゃんと保ってくれるので、型崩れして困るということはありません。
ただし、荷物が少ない状態でこの大きなバッグをシートに積んで走っていると、見た目的にちょっと哀れな感じになります。
大きい箱に対して中身がスカスカ、という状態です。
なので、日帰りや荷物の少ないツーリングのときは、以前使っていた25-32Lクラスの小さめのバッグを使い分けるようにしています。
連泊用と日帰り用でバッグを使い分ける、という運用に落ち着きました。
こんな人にはおすすめ・こんな人は要注意
おすすめできる人
- 宿泊ツーリングに行くなら、とりあえずこれ買っておけ、と言いたいレベルで全ライダーにおすすめ
- SSバイクにシートバッグを付けたいけど、前ズレに悩んでいる人(これはマジで断言できます、絶対コレです)
- 2泊〜3泊以上のツーリングで、荷物がそこそこ多くなる人
- しっかり固定できる4点支持ベルトを使いたい人
- これまで他社のバッグで固定方法に不満を感じたことがある人
注意が必要な人
- 日帰りや荷物少なめのツーリングがメインの人(サイズが大きすぎて持て余します)
- コンパクトなバッグと使い分ける気がない人
まとめ:これまでの不満を一気に解決してくれた一台
最大の魅力は、SSバイクの前ズレ問題を解決するために開発されたノンスリップシートと、4点支持ベルトによる確実な固定方式です。
これまで容量可変のバッグを何台か使ってきましたが、いずれもブレーキング時の前ズレという共通の悩みを抱えていました。
このバッグはその悩みを正面から解決してくれた、まさに最終到達点と呼べる一台です。
キャンプ用というよりは2〜3泊以上の通常ツーリング向けで、4泊分の着替え・一眼レフ・PCを積んでも実用範囲でした。
一方でサイズがとにかく大きいため、日帰りツーリングだと荷物が少なくて見た目がスカスカになりがちなのが難点です。
そういうときは以前使っていた小さめのバッグと使い分けています。
今も現役で使い続けています。SSバイクに乗っていて、シートバッグの前ズレに一度でも悩んだことがあるなら、迷わずこれを選んでほしい。
それくらい自信を持っておすすめできる一台です。
それ以外の車種でも、宿泊ツーリングに行くなら、とりあえずこれを買っておけと言いたいくらいのお気に入りで、実際、宿泊ツーリングとなったらまずこのバッグから荷物を詰め始めるくらいの一軍バッグになっています。
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