宿泊ツーリング用にHenlyBeginsのシートバッグPRO2(DH-759)を導入して大満足だったので、日帰りツーリング用にも同じHenlyBeginsから「DH-751 2WAYシートバッグ」を購入しました。
こちらは正直、見た目のかっこよさは度外視で選んでいます。日帰り用に求めたのは、積載性と、ある種の「安心感」でした。
※このDH-751自体は現在販売終了しており、現行モデルは「DH-768/DH-769 2WAYシートバッグII」に切り替わっています。この記事の使用感・レビュー内容はDH-751での実体験ですが、基本コンセプトは現行モデルにも引き継がれています。これから購入を検討する方は、記事内の案内に沿って現行モデルをチェックしてみてください。
- 商品名
- DH-751 2WAYシートバッグ
- 定価
- 18,700円
- 購入価格
- 14,000円くらい(webikeで購入)
- 購入時期
- 2023年8月
- 最大積載容量
- 20L
- 最大積載重量
- 5kg
- 本体重量(付属品込み)
- 1.95kg
- サイズ
- H170×W440×D300(mm)
- 生地素材
- 1680Dポリエステル
- 固定方式
- イージーリングベルト(4カ所のバックルで固定)
- 付属品
- レインカバー
- その他
- YKKファスナー(南京錠対応)、リフレクター、グリップ付き
現在の後継モデルについて
現在は後継として「DH-768 2WAYシートバッグII」「DH-769 2WAYシートバッグII」というモデルが出ています。
容量が20Lまたは30Lから選べるようになったほか、素材もポリエステルとターポリンから選べるようになっているとのことで、当時より選択肢が増えています。
これから購入するなら、こちらの現行モデルから、自分の荷物量に合わせて容量を選ぶのがおすすめです。
選んだ理由
シートバッグ⇄バックパックの2WAY仕様
このバッグの一番のポイントは、シートバッグとしてもバックパックとしても使える2WAY仕様であることです。
日帰りツーリングだと、途中で観光地に立ち寄ってバイクを離れる場面が結構あります。
普通のシートバッグのまま置いていくと、正直、荷物を漁られないかとか、貴重品をどうするかとか、地味に気になるポイントが多いんですよね。
このバッグなら、バイクを離れるタイミングでバックパックに変形させてそのまま背負って行けます。つまり、貴重品を別途身につける必要がなく、このバッグ自体に入れておけばシートバッグとしてもバックパックとしても機能してくれるわけです。
バックパック使用時にはチェストベルトと腰パッドも付いているので、単なる背負い直しではなく、ちゃんとリュックとして機能する作りになっています。
SS乗りには必須
ここにもノンスリップシート
もちろん、SSバイクに乗っている以上、固定力も譲れないポイントです。
このDH-751にも、PRO2と同じくノンスリップシートが採用されていて、スーパースポーツのタンデムシートでも前にズレずにしっかり固定できます。
日帰り用の小さめバッグとはいえ、この点はしっかり抑えてくれているのがHenlyBeginsらしいところです。
固定方式はイージーリングベルト(N25A)で、シートにベルトを巻いて4カ所のバックルで固定するだけの手軽さです。
PRO2の4点支持ベルトのような手間はなく、サッと着脱できるのも日帰り用としては嬉しいポイントでした。
使い勝手

片側しか開かない仕様と、拡張性の高さ
開口部について訂正です。側面が開くと思っていたのですが、正確には片側しか開きません。
バックパックとして背負ったときの下側にあたる面には、そもそもファスナーが付いていないので開閉できない仕様になっています。
メインの開口部にはパルステープが実装されていて、拡張性は優れています。
自分はここにドリンクホルダー用のシステムポーチ(DH-761)を取り付けているほか、ベルトを通せば三脚を固定することも可能です。
ちょっとした小物や三脚を追加で携行したい人には、この拡張性の高さがかなり便利だと感じています。
見た目についてはスクエアなデザインで、正直スタイリッシュさを追求したタイプではありません。
背負ってバックパックにした時の形状も、正直ちょっとダサいです。工夫された形状というより、マジで完全な長方形です。見た目重視の人には結構厳しいと思います。
実際に観光地で背負ってみて分かったこと
実際に観光地でバックパックとして背負って使ってみました。
分かったのは、ちゃんとしたリュックとして売られている製品との違いです。
市販のリュックは、荷物を詰めて重くなっても長時間背負えるように、ショルダーベルトにクッション性を持たせたり、背中側に通気性のあるバックパネルを備えていたりします。
このバッグにはそうした工夫がありません。
荷物をパンパンに詰めて重くなった状態で観光スポットを巡ると、正直肩がめちゃくちゃ痛くなります。
通気性のあるバックパネルのようなものも存在しないので、真夏に背負うと背中が蒸れて暑いです。
また、カメラバッグのように1箇所からサッと取り出せるような親切設計でもないため、荷物を取り出すときは毎回リュックを降ろす必要があります。
あくまで「シートバッグ兼用」の2WAY仕様であって、本格的なバックパックとしての快適性まで求めると、正直物足りなさを感じる部分です。
ただ、見た目や快適性を犠牲にした分、収納力自体は良好です。
カメラの持ち運び方法を紹介した記事で触れているインナーケースが、このバッグにちょうど良いサイズで収まります。カメラをそのままインナーケースごと入れられるので、この点は見た目を度外視してでも選んだ甲斐がありました。
デメリット

ドリンクホルダーが付いていない
HenlyBeginsのバッグシリーズは、最近ドリンクホルダーが標準装備されているモデルが増えてきているのですが、このDH-751には付いていません。
現地で飲み切らない人や、水筒を持って行きたい人は、この点だけ地味に不便に感じると思います。
自分はこれを補うために、ヘンリービギンズ(Henly Begins)デイトナの「バイク ドリンクホルダー シートバッグ SYSTEM用システムポーチ 2L」DH-761を後付けで購入し、取り付けて使っています。
ドリンクホルダーが追加できるだけでなく、ちょっとした小物も入れられる拡張バッグとしても機能するので、この組み合わせで運用するのがおすすめです。
ただし1点注意が必要で、このドリンクホルダーはパルステープを使って側面に取り付ける形になるため、シートバッグとして使うときとバックパックとして背負うときで、向きが変わってしまいます。背負ったときに下側に来る面に取り付けておくと、バックパック時は正しい向きで使えますが、シートバッグとして寝かせた状態のときは横向きになった状態で装着されていることになります。
使うたびに位置を変えるのは現実的ではないので、自分は多少向きが変わることは割り切って、背負ったときの使いやすさを優先する位置に固定して運用しています。
こんな人にはおすすめ・こんな人は要注意
日帰りツーリングで、観光地などでバイクを離れる機会が多い人
シートバッグに貴重品を入れっぱなしにするのが不安な人
SSバイクで、日帰り用の小さめバッグでも前ズレを防ぎたい人
見た目より積載性・機能性を重視する人
見た目のスタイリッシュさを重視する人(スクエアな長方形フォルムで、バックパック時の形状も正直ダサいです)
ドリンクホルダーが最初から付いていてほしい人(後付けのシステムポーチが必要になります)
長時間バックパックとして背負いたい人(ショルダーベルトにクッション性がなく、荷物が重いと肩が痛くなります)
真夏に背負って歩き回ることが多い人(背面の通気性はなく、背中が蒸れます)
まとめ:見た目より「安心感」を取った日帰り用バッグ
HenlyBeginsのDH-751 2WAYシートバッグは、シートバッグとバックパックの両方に変形できる2WAY仕様が最大の特徴です。
日帰りツーリングで観光地に立ち寄ってバイクを離れるとき、貴重品ごとバックパックとして背負って行けるので、シートバッグの中身を心配する必要がなくなりました。
SSバイク用としてもノンスリップシートがしっかり効いていて、前ズレの心配もありません。
見た目については、スクエアな長方形フォルムでバックパック時の形状も正直ダサく、スタイリッシュさを重視する人には厳しいと思います。
実際に観光地で背負ってみると、市販のリュックのようなショルダーベルトのクッション性や背面の通気性はなく、荷物が重いと肩が痛くなりますし、真夏は背中が蒸れます。
カメラバッグのような取り出しやすさもないので、荷物を出すたびにリュックを降ろす必要もあります。
あくまで「シートバッグ兼用」としての2WAY仕様であり、本格的なバックパックの快適性まで求めると物足りなさは残ります。
それでも、カメラのインナーケースがちょうど収まる収納力や、パルステープを使った拡張性(ドリンクホルダーの追加、三脚の固定など)は素直に便利で、見た目や背負い心地のマイナスを補ってくれる部分だと感じています。
唯一気になったのはドリンクホルダーが標準装備されていない点で、こちらはヘンリービギンズのシステムポーチ(DH-761)を後付けすることで解決しています。
現在は容量や素材を選べる後継モデル(DH-768/DH-769)も出ているので、これから選ぶ方はそちらも比較してみてください。
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