ドッペルギャンガー ターポリンサイドバッグレビュー|1週間ツーリングで見えた限界

宿泊ツーリング用のHenlyBegins シートバッグPRO2(DH-759)は、2〜3泊程度なら余裕でこなせるお気に入りのバッグでした。ただ、1週間ツーリングとなると話は別で、4日分の着替え、レインコート、パソコン、カメラを積んだだけでもう完全にいっぱいいっぱいでした。さすがにシートバッグ1個で1週間はきつい、ということで導入したのが、ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER)の「ターポリンサイドバッグ25 スポーツ」DBT577-BK(左右セット、25L/片側12.5L)です。

最初に狙っていたのはTANAX MOTOFIZZだった

当初本気で欲しかったのは、タナックス(TANAX)のMOTOFIZZ「サイドバッグ カービングシェルケース」でした。

SSバイクとの相性も良さそうな見た目で、単純にかっこよかったんです。しかも、当時所有していたジクサー250(GIXXER250)でも使えて、ZX-10Rに付けてもスタイリッシュな見た目を崩さないというのも魅力でした。「これいいじゃん、めっちゃ欲しいわ」とかなり本気で検討していました。

ただ、価格が3万円ほどとそれなりに高く、「高くね?」と悩んでいるうちに、結局2年近く決断できずにズルズルと過ごしてしまいました。

結局選んだ理由

そんなに長距離行かなくね?

悩んでいる2年の間に、ZX-10Rで長距離ツーリングに行くこと自体がほぼなくなってきました。そうなると、3万円もかけてサイドバッグに投資するのがだんだんアホらしく感じてきて、方針転換することにしました。

そこで選んだのが、安くてそれなりの容量が確保できる、ドッペルギャンガーのターポリンサイドバッグ25です。高級志向を諦めて、コストパフォーマンス重視に切り替えた形です。

製品スペック

  • 商品名:ターポリンサイドバッグ25 スポーツ(左右セット)
  • 型番:DBT577-BK
  • カラー:ブラック
  • 容量:25L(片側12.5L×2)
  • 素材:ターポリン(防水仕様)
  • 付属品:固定用ベルト
  • 購入価格:1万円ほど
  • 購入時期:2025年3月

実際に詰めていたもの

1週間ツーリングでこのサイドバッグに入れていたのは、パンク修理キット、折りたたみの傘、電動空気入れ、スプレーグリスといった、いわゆる「あると安心だけど、毎日は使わないもの」でした。シートバッグの方には着替えやカメラ、パソコンなど頻繁に出し入れするものを入れていたので、役割分担としてはうまく機能していたと思います。

こうしたメンテナンス系グッズは、旅の途中で毎日使うものではないので、多少出し入れが面倒でも実用上は困りませんでした。むしろ「普段は開けない」という前提で使うものだからこそ、防水性の高いロールトップ方式との相性は悪くなかったのかもしれません。

気になった点

出し入れのめんどくささ

使ってみて一番気になったのは、荷物の出し入れのしにくさです。防水性を売りにしているバッグなので、口元をクルクルと巻いて閉じる、いわゆるロールトップ方式になっています。そのため、アクセスできるのは基本的に上からのみです。

奥の方に入れたものを取り出したいときは結構大変で、開けるときは巻いた口をほどき、閉じるときはまた巻いて留める、という手間が毎回発生します。正直「めんどくせぇ」と思うようになりました。

そのせいもあって、1週間のツーリング中に実際にバッグを開け閉めした回数は、両手の指で数えられるくらいのレベルだったと思います。頻繁に出し入れするものではなく、傘やちょっとしたメンテナンス道具など、あまり出番のない小物類を「とりあえず入れておく」用途で使うのが向いていると感じました。

取付けは左右セット、最初は説明書とにらめっこ

取付けに関しては、左右セットになっているため、最初は「どっちが右でどっちが左だっけ?」となり、説明書を見ながら確認する羽目になりました。慣れてしまえば特に難しい作業ではないのですが、初回の取付け時は多少手間取りました。固定用ベルトが付属しているので、取付け自体に追加でパーツを買い足す必要はありません。

防水性能:実際の雨でも浸水なし

ターポリン素材+ロールトップ方式という防水仕様について、実際の雨天ツーリングで使ってみたことがありますが、浸水は一切ありませんでした。この点に関しては、多少の出し入れの面倒くささを差し引いても、素直に信頼できる性能だと感じています。突然の雨に見舞われても、レインカバーを別途用意する手間がないのは地味にありがたいポイントです。

現在の使用状況

今も手元に残していますが、正直なところ、1週間ツーリングに行く機会自体が今のところないので、あまり出番はありません。次に1週間クラスの長期ツーリングに行くタイミングがあれば、また活躍してもらう予定です。

こんな人にはおすすめ・こんな人は要注意

おすすめできる人

シートバッグだけでは足りない、1週間クラスの長期ツーリングをする人
傘やメンテナンス道具など、頻繁に出し入れしない小物の収納先を探している人
高価なサイドバッグに手を出す前に、コスパ重視でまず試したい人

注意が必要な人

荷物を頻繁に出し入れしたい人(ロールトップ方式で開け閉めが面倒です)
奥の荷物にすぐアクセスしたい人


まとめ:2年悩んだ末の妥協案だったけど、役割は十分果たしてくれた

最初はTANAX MOTOFIZZのカービングシェルケースが欲しくて2年近く悩んでいましたが、ZX-10Rで長距離に行く機会自体が減ってきたこともあり、価格を抑えたドッペルギャンガーのターポリンサイドバッグ25に落ち着きました。

1万円ほどの価格で、当初検討していた3万円のバッグと比べればかなり出費を抑えられた計算になります。

防水のロールトップ方式ゆえに出し入れが面倒で、1週間のツーリング中に開けた回数も片手〜両手で数えられる程度でしたが、傘やメンテナンス道具など「あまり使わないけど持っておきたいもの」の置き場所としては十分に役割を果たしてくれました。

実際の雨天ツーリングでも浸水は一切なく、防水性能に関しては価格以上の信頼感があります。

左右セットの取付けで最初は戸惑ったものの、一度覚えてしまえば毎回迷うことはありません。

今のところ1週間クラスのツーリングに行く機会が少ないので出番は減っていますが、必要になったタイミングでまた活躍してもらうつもりです。高価なサイドバッグに手を出す前の選択肢として、コスパ重視で試してみる価値は十分にあると思います。

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