バイクに乗る方なら誰しも経験があるでしょう。長時間のツーリングで足が疲れる、膝に負担がかかる、あるいは車体をしっかり掴めないことによる不安定さ。特に峠道や高速道路での長距離走行時には、体全体で車体をコントロールする必要がありますが、その中でも膝でのホールド感は非常に重要です。

今回紹介するのは、そんなライダーの悩みを解決してくれる「キジマ(Kijima) ニーグリップパット SRタイプ 左右セット 208-001」です。このアイテムがなぜ多くのライダーから支持されているのか、実際の使用感と効果について詳しくご紹介します。
目次
キジマ ニーグリップパットとは?
キジマ ニーグリップパットSRタイプは、バイクのタンクサイドに取り付ける左右セットのグリップパッドです。このパッドを装着することで、膝でのホールド感が格段に向上し、より安定した走行が可能になります。
「SRタイプ」という名称ですが、特定の車種専用というわけではなく、汎用タイプのニーグリップパッドです。 粘着テープによる簡単貼り付けタイプで、手軽にクラシックなイメージを演出できるのが特徴です。様々なバイクに取り付け可能な汎用性の高さが魅力です。
キジマ(Kijima) ニーグリップパット SRタイプ 左右セット 208-001
実際の装着例:SUZUKI ジクサー250への取り付け
今回は私の愛車SUZUKI ジクサー250にキジマのニーグリップパットSRタイプを装着しました。ジクサー250のようなスポーティなネイキッドバイクでも、クラシックなイメージのSRタイプのニーグリップパッドがしっかり馴染み、見た目と機能性の両面で大きな向上が見られました。
特にジクサー250のタンク形状とSRタイプのサイズ感が絶妙にマッチし、違和感なく装着できました。250ccクラスのバイクでも、高速道路や峠道での安定感が明らかに向上し、長距離走行時の疲労軽減効果も実感しています。
ニーグリップパットの主なメリット
-
1安定したライディングポジションニーグリップパットの最大の魅力は、膝でバイクをしっかりホールドできるようになることです。特にコーナリング時には、体をバイクに密着させることで安定感が増し、より正確なラインどりが可能になります。初心者からベテランライダーまで、走行の安定感を実感できるでしょう。
-
2疲労軽減効果長時間の走行では、無意識のうちに膝や足でバイクを掴もうとする力が入り、疲労につながります。しかし、このニーグリップパットを装着することで、自然な姿勢でもしっかりとホールドできるため、余計な力みが減り、疲労軽減につながります。
-
3滑り止め効果夏場の暑い時期や雨天時には、レザースーツやデニムパンツが汗や水で濡れ、タンクに対して滑りやすくなります。ニーグリップパットの特殊素材は、そんな状況でも優れたグリップ力を発揮し、安全性を高めてくれます。
-
4車体保護膝が直接タンクに当たることで生じる傷や塗装の摩耗を防ぐ効果もあります。愛車を長く美しく保つためにも、このパッドは役立ちます。
-
5クラシックな雰囲気の演出「SRタイプ」という名称が示すように、クラシックなイメージを演出できるのもこの製品の魅力です。機能性だけでなく、見た目のカスタマイズとしても優れており、バイクの雰囲気をグッと引き締めてくれます
汎用性の大きなメリット
キジマ ニーグリップパットの最大の特徴である「完全汎用タイプ」というポイントには、多くのメリットがあります
-
1どんなバイクにも使用可能特定の車種に限定されることなく、どんなバイクにも装着可能なので、バイクの種類を問わず使用できます。スポーツバイク、ネイキッド、アドベンチャー、クルーザー、クラシックバイクなど、あらゆるタイプのバイクに対応します
-
2乗り換え時も継続使用可能バイクを乗り換えた際も、新たに購入する必要がなく、取り外して新しい愛車に付け替えることができます。長期的に見ればコストパフォーマンスに優れています。両面テープのみ購入が必要
-
3自分好みの位置に調整可能車種専用設計の製品と違い、自分の体格やライディングスタイルに合わせて、自由に配置を決められます。膝の当たる位置は個人差がありますが、汎用タイプなら最適な位置に貼り付けられます。
-
4簡単な取り付け粘着テープによる貼り付けタイプなので、特別な工具や技術がなくても簡単に取り付けられます。誰でも手軽にカスタマイズができる点も魅力です。
取り付け方法
キジマ ニーグリップパットの取り付けは非常に簡単です。粘着テープを使って以下の手順で行いましょう
1.下準備
まず、タンクの側面をきれいに拭き、汚れや油分を完全に除去します。これは接着力を高めるために非常に重要なステップです。脱脂用のクリーナーやアルコールを使うとより効果的です。
2.位置決め
次に、パッドの位置を決めます。実際に乗車姿勢をとり、膝がどの位置にくるか確認してください。必要に応じて、マスキングテープなどで目印をつけておくとよいでしょう。
3.粘着テープの準備
パッドの裏面の粘着テープの保護フィルムをはがします。この時点でまだパッドをタンクに貼り付けないように注意してください。

4.貼り付け
準備ができたら、決めた位置にパッドをしっかりと貼り付けます。一度貼ると簡単に位置を変えられないので、慎重に行いましょう。

5.圧着
パッドを貼り付けたら、気泡が入らないよう、中心から外側に向かって指で押さえていきます。特にタンクの曲面に沿った部分は丁寧に圧着することで、長期間剥がれにくくなります。
6.養生時間
貼り付け後は、24時間ほど経過してからバイクに乗るようにすると、接着力が最大限に高まります。この時間を設けることで、初期の剥がれを防止し、長期間安定して使用できるようになります
実際の使用感
実際に装着してみると、見た目以上の効果を実感できます。特に以下のような状況で、そのメリットが顕著に表れます
山道・峠道での走行
急なコーナーが連続する山道では、膝でのホールド感が走行の安定性に直結します。ニーグリップパットを装着することで、コーナリング時の体の安定感が格段に向上し、より自信を持って攻めることができるようになりました。
高速道路での長距離走行
直線が続く高速道路では、意外と体が疲れるものです。特に横風が強い日には、無意識のうちに体に力が入りがちですが、このパッドがあることで自然な姿勢でもバイクをしっかりホールドでき、長時間走行時の疲労が大幅に軽減されました。
街乗り
頻繁な停止と発進が必要な街中での走行でも、安定したポジションを保ちやすくなります。特に信号待ちからの発進時や低速走行時の安心感は、日常使いのバイクにとって大きなメリットです。
耐久性について
現状不明
様々なバイクへの適合性
キジマのニーグリップパットは汎用タイプなので、あらゆるタイプのバイクに装着可能です。特に以下のようなバイクタイプでその効果を発揮します:
- スポーツバイク
- ネイキッド
- アドベンチャー
- ツアラー
- クルーザー
- クラシックバイク
タンクの形状を問わず使用できるため、どんなバイクでも取り付けられる点が最大の魅力と言えるでしょう。特にクラシックなイメージを演出したいライダーにおすすめです。
キジマニーグリップパットと他社製品の比較
市場には様々なタンクパッド・ニーグリップ製品が存在しますが、その中でも特に人気なのが「ストンプグリップ」です。
キジマニーグリップパット vs ストンプグリップ
材質と質感の違い キジマのニーグリップパットSRタイプは、やや柔らかめの特殊グリップ素材を使用しており、膝が自然に吸い付くような感覚があります。一方、ストンプグリップはより硬めの素材で、はっきりとしたグリップ感を求めるライダーに好まれる傾向があります。
デザインと外観 キジマ製品はクラシックでスタイリッシュなデザインが特徴で、バイクの外観を大きく変えることなく機能性を高められます。ストンプグリップは独特のパターンデザインが特徴的で、より実用重視のスポーティな見た目となっています。
価格帯 キジマのニーグリップパットSRタイプは、ストンプグリップと比較して若干リーズナブルな価格設定となっています。コストパフォーマンスを重視する方には、キジマ製品がおすすめです。
使用感の違い 両製品とも高いグリップ力を誇りますが、キジマ製品はよりソフトな使用感で長時間の使用でも膝への負担が少ない傾向があります。ストンプグリップはより強いホールド感を求めるスポーツライディング志向のライダーに適しています。
適合バイクの違い キジマのニーグリップパットSRタイプは汎用タイプで、あらゆるバイクに使用可能です。一方、ストンプグリップには車種専用設計のものも存在し、完璧なフィット感を求める方にはその選択肢もあります。しかし、バイクを頻繁に乗り換える方や、複数台所有のライダーには、キジマの汎用タイプの方が柔軟性が高いと言えるでしょう。
このように、どちらの製品も優れた特性を持っていますが、ライディングスタイルや好みによって最適な選択は異なります。クラシックなイメージを大切にしたい方や、様々なバイクに使用したい方には、キジマのニーグリップパットSRタイプがバランスの取れた選択と言えるでしょう。
まとめ
キジマ(Kijima) ニーグリップパット SRタイプは、その見た目以上の効果を発揮する、バイクライフの質を高めるアイテムです。安定した走行、疲労軽減、車体保護など、多くのメリットを兼ね備えた逸品と言えるでしょう。
私のSUZUKI ジクサー250に装着した経験から言えば、250ccクラスのバイクでもその効果は十分に実感できます。特に長距離走行や峠道での安定感の向上は、乗車の快適性を大きく高めてくれました。
特に「汎用タイプ」という特徴は、どんなバイクにも使用できる自由度の高さを提供し、ライダーの選択肢を広げてくれます。また、SRという名称が示すクラシックなイメージの演出も、バイクの見た目を格上げする効果があります。
価格も手頃なことから、コストパフォーマンスも非常に高く、初心者からベテランまで、すべてのライダーにおすすめしたいアイテムです。ツーリングシーズンを前に、快適なライディング環境を整えるために、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。