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高知県は四国の南側に位置し、太平洋に面した長い海岸線と険しい山々を持つ自然豊かな県です。「土佐」の国として知られるこの地域は、坂本龍馬の故郷としても有名で、歴史と文化が息づく魅力的な場所です。四万十川や仁淀川といった美しい清流、室戸岬や足摺岬といった壮大な岬、そして四国カルストなどの高原地帯まで、変化に富んだ地形がツーリングには最適です。本記事では、高知県の魅力的なツーリングスポットを詳しくご紹介します


四万十川

おすすめポイント
「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川は、全長196kmの四国最長の川です。特に沈下橋と呼ばれる橋をバイクで渡れることが魅力で、川と一体になったような走行感覚が味わえます。
立ち寄り時間の目安
半日〜1日(エリアにより異なる)
周辺情報
    四万十川流域には数十の沈下橋があり、それぞれに異なる景観が楽しめます。特に「岩間沈下橋」は人気のスポットです。また、カヌーや川下り、釣りなどのアクティビティも充実しています。川沿いには道の駅「四万十とおわ」もあり、地元グルメや特産品を楽しめます。四万十市街には「四万十川學校(がっこう)」という昔の学校を改装した施設もあり、休憩や食事に最適です。

名称 四万十川
アクセス 高知県四万十市および高岡郡四万十町一帯 高知自動車道須崎東ICから国道56号経由で約1時間30分(四万十市方面)
営業時間
料金
公式サイト


桂浜

おすすめポイント
高知市南部にある名勝で、月の名所として知られています。太平洋に面した弓状の浜は松林と調和し、坂本龍馬の銅像が太平洋を見つめる姿は高知のシンボルとなっています。
立ち寄り時間の目安
1〜2時間
周辺情報
    桂浜公園内には「桂浜水族館」や「坂本龍馬記念館」があり、高知の自然や歴史を学ぶことができます。また、「桂浜海のテラス」では地元の海鮮料理が楽しめます。駐車場も広く、バイクも停めやすいです。

名称 桂浜
アクセス 〒781-0262 高知県高知市浦戸 高知ICから国道32号、県道33号経由で約40分
営業時間 坂本龍馬記念館:9:00〜17:00(最終入館16:30)
桂浜水族館:9:00〜17:00(最終入館16:30)
料金 坂本龍馬記念館:大人500円、高校生300円、中学生以下無料
桂浜水族館:大人1,200円、小人600円
駐車場:バイク50円
公式サイト https://katsurahama.jp/


四国カルスト

おすすめポイント
愛媛県と高知県の県境に広がる「日本のスイス」と称される高原で、標高1,000〜1,500mの台地からは360度のパノラマビューが楽しめます。県道383号線(通称「天空の道」)は、日本百名道にも選ばれたドライブコースです。
立ち寄り時間の目安
ドライブのみなら2〜3時間、散策も含めると半日〜1日
周辺情報
    四国カルストは東西約25kmにわたる広大な台地で、「姫鶴平」や「天狗高原」などの展望スポットがあります。また、放牧された牛の姿も見られ、のどかな高原風景が広がります。高原植物や特徴的な石灰岩の景観も魅力です。

名称 四国カルスト
アクセス 高知方面から:高知自動車道須崎東ICから国道197号、県道48号経由で「天狗高原」へ(約2時間15分) 松山方面から:国道33号、国道440号経由で「地芳峠」から四国カルスト縦断線へ(約1時間40分)
営業時間
料金 通行無料
各展望台の駐車場:無料
公式サイト


UFOライン

西日本一の石鎚山へと続く天空の道

西日本最高峰の石鎚山を背景に伸びる全長約27kmの町道。
標高1,300m~1,700mの尾根沿いを縫うように走るルートは、天空へと続く絶景のドライブコースとして人気があります。
11月下旬~4月上旬は冬季閉鎖となります。
また、道路は全て舗装されておりますが、1車線となっておりGWや秋の紅葉シーズンは混み合いますので、十分に気をつけてドライブをお楽しみください。
数年前に、俳優の菅田将暉さんと中条あやみさんが出演されているTOYOTAの「COROLLA SPORT」のCM「気持ちいい日」でも使われた絶景ドライブルートはココ!!

おすすめポイント
高知県と愛媛県の県境を走る林道で、「天空の道」とも呼ばれています。全長約27km、標高1,300〜1,700mの尾根沿いを走るルートで、雄大な景色が楽しめます。カローラのCMロケ地としても有名です。
立ち寄り時間の目安
ドライブのみなら1〜2時間、撮影や休憩を含めると3〜4時間
周辺情報
    途中には「瓶ヶ森林道休憩所」など、休憩スポットがあります。また、晴れた日には太平洋から瀬戸内海までのパノラマビューが楽しめます。春から秋にかけては笹原や高山植物、秋の紅葉、冬の霧氷など、四季折々の景色が魅力です。愛媛県側の「土小屋terrace」は人気の休憩スポットです。

名称 UFOライン
アクセス 〒781-2615 高知県吾川郡いの町寺川(高知県側入口)
高知ICから国道33号、県道33号経由で約1時間30分
営業時間 通年(11月下旬〜4月上旬は冬季閉鎖)
料金 通行無料
駐車場:無料
公式サイト https://www.inofan.jp/spot/recommended/n474/


室戸岬

おすすめポイント
四国の南東端に位置する岬で、太平洋の荒々しい波と断崖絶壁の絶景が魅力です。室戸阿南海岸国定公園の一部で、雄大な自然を感じられるスポットです。
立ち寄り時間の目安
2〜3時間
周辺情報
    室戸岬灯台や「むろと廃校水族館」(旧椎名小学校を改装した水族館)、「室戸ドルフィンセンター」などの観光施設があります。また、「室戸世界ジオパークセンター」では室戸の地質や自然について学ぶことができます。グルメでは新鮮な海の幸を使った料理が楽しめます。

名称 室戸岬
アクセス 〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町
高知市から国道55号経由で約2時間30分
営業時間 室戸岬灯台:9:00〜16:30(最終入場16:00)
むろと廃校水族館:9:00〜17:00(最終入館16:30)
料金 室戸岬灯台:大人440円、小人220円
むろと廃校水族館:大人1,800円、中高生1,300円、小学生900円
駐車場:無料
公式サイト https://www.muroto-kankou.com/


足摺岬

おすすめポイント
四国の最南端に位置する岬で、太平洋に突き出た断崖絶壁と足摺岬灯台の組み合わせが絶景です。晴れた日には海岸線が一望でき、足摺宇和海国立公園の一部として保護されています。
立ち寄り時間の目安
2〜3時間
周辺情報
    足摺岬灯台は日本で最も古い歴史を持つ灯台の一つで、内部見学も可能です。また、周辺には「ジョン万次郎資料館」や「足摺海底館」などの観光施設もあります。足摺岬周辺は「ダルマ夕日」が見られることでも知られており、夕暮れ時の訪問もおすすめです。

名称 摺岬
アクセス 〒787-0451 高知県土佐清水市足摺岬
高知市から国道56号、国道321号経由で約3時間
営業時間 足摺岬灯台:8:30〜17:00(最終入場16:30)
足摺海底館:8:30〜17:00(最終入場16:30)
料金 足摺岬灯台:大人440円、小人150円
足摺海底館:大人800円、小人400円
駐車場:500円
公式サイト https://www.ashizurimisaki-kankou.jp/


仁淀川(にいよがわ)と仁淀ブルー

おすすめポイント
「仁淀ブルー」と呼ばれる透明度の高い美しい青い水で知られる仁淀川は、高知を代表する清流です。特に安居渓谷や中津渓谷などは絶景スポットとして人気があります。
立ち寄り時間の目安
半日〜1日(エリアにより異なる)
周辺情報
    「にこ淵」は仁淀ブルーを代表するスポットで、宝石のような青い池が広がります。また、「安居渓谷」では「みかえりの滝」や「飛龍の滝」といった美しい滝を見ることができます。川沿いにはキャンプ場や温泉施設もあり、アウトドアを楽しむこともできます。

名称
アクセス にこ淵:〒781-1622 高知県吾川郡仁淀川町大屋
高知ICから国道33号、県道383号経由で約1時間30分

安居渓谷:〒781-1741 高知県吾川郡仁淀川町北浦
高知ICから国道33号、県道24号経由で約1時間20分
営業時間
料金
公式サイト


中岡慎太郎館と北川村「モネの庭」マルモッタン

おすすめポイント
中岡慎太郎ゆかりの資料館と、フランスの画家クロード・モネの庭園を再現した美しい庭園が近接しており、歴史と芸術の両方を楽しめるスポットです。
立ち寄り時間の目安
2〜3時間
周辺情報
    中岡慎太郎館は坂本龍馬と並ぶ土佐の志士・中岡慎太郎の生涯を紹介する資料館です。隣接する「モネの庭」は、三つのゾーンからなる美しい庭園で、特に「水の庭」はモネの代表作「睡蓮」の世界を再現しています。両施設は徒歩圏内にあり、セット券も販売されています。

名称 中岡慎太郎館と北川村「モネの庭」
アクセス 〒781-6441 高知県安芸郡北川村野友甲1437 高知市から国道55号経由で約2時間
営業時間 中岡慎太郎館:9:00〜17:00(最終入館16:30)
モネの庭:9:00〜17:00(最終入園16:30)
料金 中岡慎太郎館:大人500円、高校生300円、中学生以下無料
モネの庭:大人800円、高校生500円、小中学生300円
セット券:大人1,100円、高校生700円
駐車場:無料
公式サイト https://www.kitagawamura.org/shintaro/
https://www.kitagawamura.org/monet/


龍河洞

おすすめポイント
四国屈指の鍾乳洞で、約1億7500万年前に形成された神秘的な洞窟です。内部には様々な鍾乳石の造形が広がり、夏でも涼しいため、避暑スポットとしても人気です。
立ち寄り時間の目安
1〜2時間
周辺情報
    龍河洞は「一般コース」と、より冒険的な「冒険コース」の2つのコースがあります。また、洞窟内には国の重要文化財に指定されている弥生時代の遺跡も発見されており、併設の資料館で歴史を学ぶこともできます。周辺には食事処やお土産店もあります。

名称 龍河洞(りゅうがどう)
アクセス 〒782-0005 高知県香美市土佐山田町逆川1424
高知ICから国道195号経由で約30分
営業時間 4月1日〜9月30日:8:30〜17:00(最終入洞16:30)
10月1日〜3月31日:8:30〜16:30(最終入洞16:00)
料金 一般コース:大人1,200円、中高生700円、小学生600円
冒険コース:4,000円(要予約)
駐車場:無料
公式サイト https://ryugadou.or.jp/


中土佐町

おすすめポイント
四万十川中流域に位置する中土佐町は、カツオの一本釣りで有名な久礼の港町と、四万十川支流の梼原川沿いにある大正地区からなります。どちらも自然豊かな風景と地元の食文化が楽しめるスポットです。
立ち寄り時間の目安
半日〜1日
周辺情報
    久礼では「久礼大正市場」で新鮮なカツオを使った「カツオのたたき」が食べられます。また、大正地区では「ライダーズイン中土佐」という2輪専用の宿泊施設があり、ライダーに人気です。四万十川沿いのルートは景色が良く、走っていて気持ちの良い道が続きます。

名称 中土佐町
アクセス 久礼:〒789-1301 高知県高岡郡中土佐町久礼
高知ICから国道56号経由で約1時間
大正:〒789-1911 高知県高岡郡中土佐町大正
高知ICから国道56号、県道27号経由で約1時間20分
営業時間 久礼大正市場 8:30〜17:00(店舗により異なる)
料金
公式サイト https://tosachu.com/


高知県ツーリングのベストシーズン

高知県でのツーリングに最適な季節は、春(4月〜5月)と秋(9月〜11月)です。

シーズン (4月〜5月)
概要 春は高知県でのツーリングに最適な季節の一つです。桜の時期から新緑の季節へと移り変わり、自然の美しさが際立ちます。4月上旬には県内各地で桜が満開となり、特に高知城周辺や仁淀川流域の桜は見事です。GWの時期は観光地が混雑することがありますが、平日に訪れると比較的空いています。5月になると新緑が鮮やかさを増し、清流沿いのルートや山間部での走行が最高の季節となります。また、この時期は気温も快適で、雨も比較的少ないため長距離ツーリングにも適しています。

シーズン (6月〜8月)
概要 夏は太平洋側に位置する高知県は暑さと湿度が高くなる時期です。特に平野部や市街地では35℃を超える猛暑日も珍しくありません。ただし、四国カルストなどの高地は比較的涼しく、避暑ツーリングに最適です。また、夏は海水浴や川遊びのシーズンでもあり、四万十川や仁淀川でのアクティビティを楽しむのも良いでしょう。梅雨時期(6月中旬〜7月中旬)は雨が多くなるため、天候には特に注意が必要です。8月中旬のお盆時期は観光地が混雑するため、早朝出発をお勧めします。

シーズン (9月〜11月)
概要 秋は高知県ツーリングのベストシーズンです。暑さが和らぎ、湿度も下がるため、快適に走行できます。特に9月下旬から10月は晴れの日が多く、空気も澄んでいるため、太平洋や山々の景色がより美しく見えます。11月になると山間部では紅葉が始まり、特に中津渓谷や横倉山などは色鮮やかな紅葉スポットとして人気です。また、秋は台風シーズンでもあるため、ツーリング計画時には天気予報のチェックが重要です。ただし、10月下旬〜11月は比較的安定した気候となり、ツーリングには最適な時期となります。

シーズン (12月〜3月)
概要 冬は高知県の平野部や沿岸部は四国の中では比較的温暖で、晴れた日も多いため、ウインターツーリングも十分楽しめます。特に太平洋側の沿岸ルートは冬でも走行しやすく、澄み切った空気の中での海岸線ツーリングは格別です。ただし、山間部は気温が下がり、場所によっては積雪もあるため、道路状況の確認は必須です。四国カルストなどの高地ルートは冬季閉鎖となる場合が多いので注意が必要です。冬場の早朝や夕方は急激に冷え込むこともあるため、防寒対策はしっかりと行いましょう。


高知県のおすすめツーリングルート

太平洋岸ルート
距離 約200km
所要時間 8時間
主な経由地
高知市内 安芸市 奈半利 室戸岬 安田/span> 芸西村 高知市内
特徴
高知県東部の太平洋岸を巡るルートで、雄大な太平洋の景色と室戸岬の絶景が楽しめます。国道55号を中心に走りやすい道が続き、海岸線の美しい風景を堪能できます。
おすすめポイント:
安芸市では「野良時計」と「安芸城跡」が見どころ
奈半利から室戸岬までの海岸線の景色は特に美しい
室戸岬では灯台からの眺めと「むろと廃校水族館」がおすすめ
安田町の「安田川アユおどる清流キャンプ場」は川沿いの美しいスポット
帰路の芸西村では「ヤ・シィパーク」(椰子の木が並ぶ公園)が南国ムード満点
休憩・食事スポット
  • 安芸市:「道の駅 大山」でカツオのたたき丼
  • 室戸市:「むろと廃校水族館」内のカフェで海を見ながら休憩
  • 芸西村:「道の駅 大地と海の恵み」で地元の海鮮料理
  • 四万十川・足摺岬ルート
    距離 約250km
    所要時間 10時間
    主な経由地
    高知市内 須崎市 中土佐町(久礼) 四万十市 土佐清水市/span> 足摺岬 宿毛市 四万十町 高知市内
    特徴
    高知県西部の太平洋岸と四万十川流域を巡るルートです。「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川の沈下橋や、四国最南端の足摺岬など、高知を代表する絶景スポットを巡ります。
    おすすめポイント:
    須崎市では「須崎市立水族館」と「横波海岸」が見どころ
    中土佐町の久礼では「カツオのたたき」が絶品
    四万十市では「岩間沈下橋」など複数の沈下橋を渡れる
    足摺岬では灯台からの眺めと「ジョン万次郎資料館」がおすすめ
    宿毛市では「大島」への橋が走りがいがある
    四万十町では「四万十川源流点」近くの山道が秘境感満点
    休憩・食事スポット
  • 中土佐町:「久礼大正市場」でカツオのたたき
  • 四万十市:「四万十川學校」で川を眺めながらのランチ
  • 土佐清水市:「道の駅 めじかの里土佐清水」で新鮮な海鮮丼
  • 足摺岬:「足摺テルメ」で温泉入浴

  • 高知県ツーリング


    グルメスポット

    高知県のツーリング中に立ち寄りたい、地元の味を楽しめるグルメスポットをご紹介します。

    明神丸 本店

    おすすめポイント:高知名物「カツオのたたき」が楽しめる人気店です。藁焼きで香ばしく焼き上げた表面と、生のままのカツオの赤身のコントラストが絶妙です。塩たたきと醤油たたきの両方を味わえます。

    アクセス:〒780-0072 高知県高知市杉井流2-19
    高知ICから車で約20分

    営業時間:11:30〜14:00、17:00〜22:00
    定休日:不定休

    予算:1,500円〜3,000円

    公式サイト明神丸

    司牡丹酒造 土佐米食堂

    おすすめポイント:老舗の酒蔵「司牡丹」が運営する食堂で、地元の食材を使った料理と、司牡丹の日本酒を一緒に楽しめます。特におすすめは「おりがらしもち豚のしゃぶしゃぶ」と「土佐の赤牛の定食」です。

    アクセス:〒781-1101 高知県土佐市高岡町甲2035
    高知ICから車で約30分

    営業時間:11:00〜15:00(L.O.14:30)
    定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)

    予算:1,000円〜2,000円

    公式サイト司牡丹酒造 土佐米食堂

    久礼大正市場

    おすすめポイント:中土佐町久礼にある市場で、新鮮な海産物を使った料理が楽しめます。特に「土佐の清水サバ」や「カツオのたたき」は絶品です。市場内の各店舗で異なる味が楽しめるのも魅力です。

    アクセス:〒789-1301 高知県高岡郡中土佐町久礼6510
    高知ICから国道56号経由で約1時間

    営業時間:8:30〜17:00(店舗により異なる)
    定休日:不定休(店舗により異なる)

    予算:1,000円〜2,000円

    公式サイト久礼大正市場

    ひろめ市場

    おすすめポイント:高知市中心部にある屋内型の市場で、様々な飲食店が集まっています。特に昼間から立ち飲みで土佐酒と地元料理を楽しむスタイルが高知らしいです。カツオのたたき、土佐ジロー(地鶏)、天然うなぎなど様々な名物が味わえます。

    アクセス:〒780-0822 高知県高知市はりまや町1-18-1
    JR高知駅から徒歩約15分

    営業時間

    • 月〜木・日:9:00〜23:00(店舗により異なる)
    • 金・土・祝前日:9:00〜24:00(店舗により異なる)

    予算:1,000円〜3,000円

    公式サイトひろめ市場

    五台山 竹林寺参道 和カフェ茶楽

    おすすめポイント:五台山にある竹林寺の参道にあるカフェで、高知の食材を使った和スイーツが楽しめます。特に「あんみつ」や「抹茶パフェ」は絶品で、窓からは高知市街を一望できる景色も魅力です。

    アクセス:〒781-8125 高知県高知市五台山3583
    高知ICから車で約20分

    営業時間:9:00〜17:00(L.O.16:30)
    定休日:水曜日(祝日の場合は営業)

    予算:800円〜1,500円

    公式サイト五台山 竹林寺


    ライダー向け宿泊施設

    ライダーズイン四万十

    特徴:四万十川沿いにある2輪専用の宿泊施設で、バイク駐車スペースが各コテージに隣接しています。川のせせらぎを聞きながらのんびり過ごせる環境が魅力です。

    アクセス:〒787-0051 高知県四万十市具同田黒1-12-16
    高知市から国道56号経由で約2時間

    料金:1室 5,000円〜(素泊まり、定員2名)

    公式サイトライダーズイン四万十

    ライダーズイン中土佐

    特徴:四万十川中流域の中土佐町大正地区にある2輪専用宿泊施設です。囲炉裏のある共用スペースや、自慢の産みたて卵の卵かけご飯の朝食が人気です。

    アクセス:〒789-1911 高知県高岡郡中土佐町大正15-5
    高知市から国道56号、県道27号経由で約1時間20分

    料金:1泊素泊まり 3,300円〜(布団あり・なしで料金が異なる)

    公式サイトライダーズイン中土佐

    ライダーズイン雲の上

    特徴:標高約1,000mの高地にある梼原町のライダーズインで、涼しい気候が魅力です。すぐ隣には温泉施設「雲の上の温泉」があり、ツーリングの疲れを癒せます。

    アクセス:〒785-0612 高知県高岡郡梼原町太郎川3799-3
    高知ICから国道33号、県道197号経由で約1時間40分

    料金:1泊素泊まり 3,300円〜(布団あり・なしで料金が異なる)

    公式サイトライダーズイン雲の上


    高知県ツーリングの注意点

    高知県でのツーリングを楽しむ際に、知っておくと便利な注意点をご紹介します。

    道路状況

    山間部の道路状況:四国カルストやUFOラインなどの高地ルートは、冬季(11月下旬〜4月上旬頃)には積雪のため通行止めとなる場合が多いです。訪問前には必ず道路情報を確認しましょう。

    沿岸部の道路:台風や大雨の後は、沿岸部の国道55号や56号でも土砂崩れなどによる通行止めが発生することがあります。事前の情報確認が重要です。

    沈下橋の通行:四万十川の沈下橋は増水時に通行止めとなる場合があります。また、一部の沈下橋はバイクや自転車のみ通行可能(四輪車両通行止め)の場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

    天候と季節

    夏の暑さ対策:高知県は「日本一暑い県」とも言われるほど夏の暑さが厳しいです。熱中症防止のため、こまめな水分補給と休憩、そして涼しい時間帯の走行を心がけましょう。

    雨への備え:高知県は四国の中でも雨が多い地域です。特に梅雨時期(6月中旬〜7月中旬)や台風シーズン(8〜10月)は突然の豪雨に見舞われることもあるため、防水対策はしっかりと行いましょう。

    冬の寒さ対策:沿岸部は比較的温暖ですが、山間部では気温が大きく下がります。冬季のツーリングでは防寒対策が必須です。

    ガソリンスタンド情報

    山間部の給油計画:山間部や沿岸部の一部地域ではガソリンスタンドが少ないため、長距離走行の前には満タンにしておくことをお勧めします。特に四国カルストやUFOラインに向かう際は要注意です。

    営業時間:地方のガソリンスタンドは早めに閉店する場合が多いです。特に日曜・祝日は営業時間が短縮されていることもあるため注意が必要です。

    セルフ対応:高知県内のスタンドは多くがセルフサービス式です。操作方法に不安がある場合は、有人対応のスタンドを探すか、操作方法を確認しておくと安心です。

    地元情報

    方言:高知の「土佐弁」は独特の言い回しが多く、特に高齢の方との会話では聞き取りにくいこともあります。しかし、土佐の人々は概して温かく、困ったことがあれば気軽に声をかけてみると良いでしょう。

    地元の祭り:8月の「よさこい祭り」期間中(9〜12日頃)は高知市内が非常に混雑します。この時期の訪問は宿の確保も含め、早めの計画が必要です。

    高知の人の気質:高知の人々は「おおらか」「親切」「率直」という特徴があります。初対面でも気さくに話しかけてくれることが多く、地元の情報を教えてもらえることも珍しくありません。


    まとめ

    高知県は四国の南側に位置し、太平洋に面した壮大な景観と、四国山地がもたらす雄大な山々が魅力の県です。「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川や、「仁淀ブルー」の異名を持つ仁淀川など、美しい清流に恵まれているのも特徴です。

    ツーリングスポットとしての高知県の魅力は、変化に富んだ景観にあります。海岸線を走れば太平洋の荒々しい波と断崖絶壁の絶景が楽しめ、山間部に向かえば緑豊かな渓谷や高原の爽快感を味わうことができます。特に四国カルストやUFOラインといった高地ルートは、「天空の道」と呼ばれるほどの絶景ドライブコースとして人気です。

    また、高知は食文化も豊かです。「カツオのたたき」に代表される新鮮な海の幸、「土佐ジロー」などのブランド地鶏、そして地元で採れた山の幸を使った郷土料理など、グルメツーリングにも最適な県と言えるでしょう。日本酒の「司牡丹」や「酔鯨」、焼酎の「ダバダ火振」なども地元で親しまれているお酒です。

    高知県は「幕末の志士」坂本龍馬の生誕地としても知られており、龍馬ゆかりの地を巡るツーリングも楽しみ方の一つです。桂浜の龍馬像や龍馬記念館、龍馬の生まれた高知市内の旧跡などを訪ねれば、歴史の息吹を感じることができるでしょう。

    四季折々の魅力を持つ高知県ですが、特に春の新緑と秋の紅葉の時期は絶景スポットがより一層美しく映えます。また、高知の人々の温かい人柄にも触れながら、自分だけの高知ツーリングを満喫してみてはいかがでしょうか。

    この記事が、あなたの高知県ツーリング計画の参考になれば幸いです。太平洋の潮風を感じながら、四国山地の爽快な空気を胸いっぱいに吸い込んで、素晴らしいツーリング体験をお楽しみください!# 高知県 ツーリング スポット 完全ガイド

    高知県は四国の南側に位置し、太平洋に面した長い海岸線と険しい山々を持つ自然豊かな県です。「土佐」の国として知られるこの地域は、坂本龍馬の故郷としても有名で、歴史と文化が息づく魅力的な場所です。四万十川や仁淀川といった美しい清流、室戸岬や足摺岬といった壮大な岬、そして四国カルストなどの高原地帯まで、変化に富んだ地形がツーリングには最適です。

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