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Ninja ZX-10Rオーナーのみなさん、愛車でツーリングに出かけた際、ヘルメットの置き場所に困ったことはありませんか?カフェやレストランで休憩するとき、大切なヘルメットを安全に保管したいものです。

純正のヘルメットロックシステムは使い勝手が悪かったり、そもそも装備されていなかったりすることも。この記事では、Ninja ZX-10R(2016年以降モデル)に最適な純正風ヘルメットロックの取り付け方法を、初心者の方でも理解できるよう詳しく解説します。

ちょっと前の記事にてざっくりとした動画での説明だけをしていましたが、気になってる人も居そうなので、別記事として詳細なガイドをお届けします。見た目の美しさとセキュリティを両立したこのカスタムは、工具さえあれば約10分で完了する初心者向けの改造です。


基本情報

ヘルメットロックはバイク乗りにとって必須のセキュリティアイテムです。しかし、多くのスポーツバイク、特にNinja ZX-10Rでは、純正のヘルメットロックシステムに問題があります。

純正ヘルメットロックの問題点:

  • シートを外して引っ掛けて、再びシートを取り付けるという煩わしい手順が必要
  • ロック機構が弱く、高価なヘルメットの盗難リスクが残る
  • そもそも装備されていないモデルもあり、その場合は別途購入が必要

これらの問題を解決するために、aftermarketの専用ヘルメットロックが人気を集めています。今回ご紹介するキジマ製のヘルメットロックは、純正のような見た目と使い勝手の良さを兼ね備えた優れたアイテムです。


ヘルメットロック vs ワイヤーロック 徹底比較

多くのライダーは安価なワイヤーロックを使用していますが、専用ヘルメットロックと比較するとどうでしょうか?


自分のようにワイヤー等でヘルメットをロックすることも可能

ワイヤーロックの問題点:

  • 外観: バイクの美しいラインを台無しにする
  • 車体へのダメージ: 走行中の振動でフレームやカウルに擦れて傷がつく可能性がある
  • 耐久性: 屋外での使用で金属疲労やゴム部分の劣化が進行
  • 使い勝手: ダイヤル式は手袋をしたまま操作しづらい

何より見た目がダサくなる!

ワイヤーは走行中にブラブラしている為、車体にキズをつけたり、金属疲労が起こる可能性もあります。しかし最大の問題は、美しいNinja ZX-10Rのスタイリングが台無しになることです。高性能スポーツバイクにワイヤーがぶら下がる姿は、デザイン的に大きな妥協と言えるでしょう。

専用ヘルメットロックのメリット:

  • 美観: バイク専用設計で違和感なく一体化
  • 耐久性: 頑丈な金属製で長期使用が可能
  • 盗難防止: 車体と一体化しているため、切断が困難
  • 使い勝手: キーでの操作が簡単で、手袋着用時も問題なし

実際の使用感としては、専用ヘルメットロックの方が圧倒的に便利で、バイクの価値を下げることもありません。


バイクロックは別の用途にも使える!

今現状自分も使っていますが、シートバックの防犯用のワイヤーとして使用しています。ツーリング時にバッグやジャケットを一時的に固定するのにも便利です。多目的に使えるという点では、ワイヤーロックにも利点があります。


ヘルメットロック取付


必要な物


ZX-10Rに取付(所要時間:約10分)

タンデムステップを外す


  1. バイクをセンタースタンドまたはメンテナンススタンドで安定させる
  2. 左右のタンデムステップを固定している六角ボルト(各2本)を確認する
  3. 六角レンチでボルト2本を外せば、タンデムステップが外れます

注意: 固いので緩める際にどこかに手をぶつけてケガしないように気をつけましょう。力を入れすぎてレンチが滑らないよう注意してください。

タンデムステップとヘルメットロックを一緒に取り付ける


  1. キジマ製ヘルメットロックをタンデムステップの取り付け位置に合わせる
  2. タンデムステップとヘルメットロックのボルト穴が同じ位置にあるので、一緒に車体に取り付けたら完成です!
  1. 最初は手で数回転させてからレンチで締める
  2. トルクがちょっとわからないので、それなりの力で締めてください(推奨:10-12Nm程度) ※メーカー指定のトルク値がある場合はそちらに従ってください

最新の10Rの鍵の形状が特殊キーになっているのでキー1本可にすることは不可能ですが、1つ前までの年式だとキー1本可が可能です。


よくある質問

このヘルメットロックは他の年式のNinja ZX-10Rにも対応していますか?
キジマ製のこのヘルメットロックは2016~2017年モデル用ですが、2018年以降のモデルについてはキジマのウェブサイトで適合を確認してください。
雨や紫外線に長時間さらされても大丈夫ですか?
耐候性に優れた材質で製造されており、屋外での長期使用にも耐えます。ただし、定期的なメンテナンスは推奨します。
フルフェイスヘルメットでも使えますか?
はい、標準的なDリングを持つほとんどのフルフェイスヘルメットに対応しています。
取り付けにはどのくらいの機械知識が必要ですか?
六角レンチの使い方が分かれば十分です。バイク整備の初心者でも問題なく取り付けられます。

他のZX-10Rオーナーからの声

「シートを外す手間がなくなって、コンビニ休憩が格段に楽になりました!見た目も純正品のようでカッコいいです。」
30代・男性
「以前はワイヤーロックを使っていましたが、走行中のカウルの傷が気になっていました。これに変えてからは傷の心配もなく安心です。」
40代・男性
「取り付けは想像以上に簡単でした。工具を持っていれば10分もかからず完成。初めてのカスタムでしたが達成感がありました!」
20代・男性


まとめ

出先でのヘルメットのロックが格段に楽になりました。キジマ製純正風ヘルメットロックの取り付けは、以下のメリットをもたらします

セキュリティ向上: 大切なヘルメットを安心して保管できる

利便性: シートを外す手間なく、素早くヘルメットを固定可能

外観: スッキリしててダサくない!スポーティなZX-10Rのスタイルを損なわない美しいデザイン

耐久性: 高品質な素材で製造され、長期間使用可能

取付の簡単さ: 特別な知識や複雑な工具なしで10分程度で完了

ただロックの位置がタンデムステップの間のスペースなのでちょっとロックしにくいかなーっと思う。慣れれば全然問題ない!

取付に関しても簡単なので、工具があればだれでも取り付けることが可能なので、カスタムの入門編ではないでしょうか?このカスタムは、コストパフォーマンスも高く、初めてのカスタム作業として最適です。休日のツーリングがより快適になるだけでなく、愛車への愛着もさらに深まるでしょう。

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