兵庫県淡路島は、日本の兵庫県南部に位置し、淡路市および南あわじ市にまたがっています。淡路島は本州と淡路海峡を挟んで隔てられており、淡路海峡大橋によって本州と結ばれています。
淡路島は自然環境や観光名所が豊富であり、多くの観光客が訪れる人気の観光地となっています。
淡路島は、美しい自然環境や観光名所が魅力の地域であり、観光客にとって楽しめるスポットが多くあります。また、淡路島はバイクツーリングにも人気があり、美しい海岸線や山岳路を楽しみながらツーリングを楽しむことができます。

淡路島は、ライダーにとって理想的なツーリングスポットです。全長約150kmの海岸線に沿って走るワインディングロードは、海の青さと島の緑が織りなす絶景パノラマを楽しめます。明石海峡大橋から大鳴門橋まで、島全体を巡る道路は適度なカーブと起伏に富み、バイクの操る楽しさを存分に味わえるコースです。 さらに淡路島は四季折々の魅力にあふれ、春は菜の花と桜、夏は青い海と白い砂浜、秋は紅葉、冬は澄み切った空気と穏やかな日差しの中でのツーリングが楽しめます。 この記事では、ベテランライダーから初心者まで、淡路島を訪れるすべてのバイク愛好家におすすめのスポットを紹介します。駐車場情報や最適な訪問時期、ライダーに嬉しいサービスを提供する施設もピックアップしました。
目次
淡路SA

本州側から明石海峡大橋を渡ったところに位置する淡路SAは、島内ツーリングの絶好のスタート地点です。レストラン・フードコート・売店・道路案内所・展望テラスなどの充実した施設で、長距離ライディングの疲れを癒せます。
ライダーにおすすめのポイント
ここで島内の地図やパンフレットを入手しておくと、その後のツーリングがスムーズになります。また、ライダー同士の情報交換の場としても知られており、地元ライダーから穴場スポットを教えてもらえることも。
名称 | 淡路SA |
アクセス | 〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋 |
公式サイト | http://www.awajishima-kanko.jp/information.html |
道の駅 あわじ
淡路島の玄関口「道の駅あわじ」は、下から見上げる明石海峡大橋の大迫力が魅力の休憩ポイントです。世界一近い道の駅として知られ、夜はライトアップされた大橋の幻想的な姿を眺めることができます。



下から見上げる明石海峡大橋は大迫力!
夜はライトアップされるのでまた違う魅力がある!
島の最北端、明石海峡大橋に“世界一近い道の駅”
明石海峡大橋が目前に迫る『 大迫力のロケーション 』が最大の魅力です
ライダーにおすすめのポイント
ツーリング途中の休憩にぴったりで、島に入ってすぐの立ち寄りスポットとして人気です。大橋を背景にしたバイク写真はSNS映え間違いなし。京阪神からのアクセスも良好で、ハーフツーリングにも最適です。
名称 | 道の駅 あわじ |
アクセス | 〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋1873−1 |
公式サイト | http://michi-awaji.co.jp/ |
絵島

淡路島の北端に浮かぶ絵島は、国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地として知られる神秘的なスポット。明石海峡を背景に長年の風波によって形作られた岩の造形美が見もの。古くから景勝地として和歌にも詠まれており、歴史と自然の交差点として特別な価値を持つ場所です。
ライダーにおすすめのポイント
神話の舞台を訪れる神秘的な体験ができる場所として、歴史好きライダーにとっては外せないスポット。島は小さいため30分程度で見学できますが、神社と合わせて散策すると1時間ほどの滞在がおすすめです。晴れた日の青い海との対比が印象的な絶景ポイントです。
名称 | 絵島 |
アクセス | 〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋884−4 |
公式サイト | http://kuniumi-awaji.jp/heritage/29eshima/ |
AWAJI オブジェ

淡路島に新設された最新のフォトスポット「AWAJI」オブジェは、SNS映えする撮影ポイントとして人気急上昇中。宿泊者でなくても写真撮影が可能で、淡路島を象徴する新たなランドマークとなっています。
ライダーにおすすめのポイント
バイクを含めた撮影も可能なため、愛車との記念写真におすすめ。朝早い時間帯は他の観光客も少なく、ゆっくりと撮影を楽しめます。淡路島ツーリングの思い出として、ぜひ立ち寄りたいスポットです。
名称 | AWAJI オブジェ |
アクセス | 〒656-2121 兵庫県洲本市安乎町平安浦 Unnamed Road |
公式サイト | https://www.awajishima-bbq.jp/beachaiga/ |
秘密基地akari



淡路島の中心地 洲本市に大人の秘密基地を作ってしまいました。
私が子供の頃に良く秘密基地を作って遊んだものです。
山や、空き家、空き地を見つけては、その辺りに有る物で基地を作りました。
秘密基地が完成したとたん、秘密基地なのに皆に教えたい!
そしてみんなで集まってコソコソ話をしたり、また、時には悪い遊びの相談をしてみたり、
また、時にはがやがやと騒いでみたり、皆さんにはそんな経験、思い出ありますか?
いやー、私と同年代の方ならあるでしょー!
そんな秘密基地を想像し、大人の秘密基地を作りました。
さぁーこの秘密基地akariに集まって、大人の空間を楽しんでください。
ライダーにおすすめのポイント
ツーリング途中の休憩にぴったりで、店主自身もバイク好きなため、ライダーに優しい対応が魅力。隠れ家的な立地ですが、地元ライダーには有名な場所です。店内にはライダー向けの情報コーナーもあり、地元の穴場スポット情報が得られることも。
名称 | 秘密基地akari |
アクセス | 〒656-0054 兵庫県洲本市宇原77−1 |
営業時間 | 10時00分~16時00分 (月曜日定休日) |
公式サイト | https://akari-cafe.business.site/ |
鮎屋の滝



洲本市にある鮎屋の滝は、鮎屋ダム下流約600mに位置する落差14.5mの美しい滝。緑豊かな自然に囲まれた静寂の中で、滝の水音を聞きながらリフレッシュできる癒しのスポットです
ライダーにおすすめのポイント
ツーリングで温まった体を、ひんやりとした滝の周辺で冷やすのは夏場特におすすめ。自然を満喫できるため、都会の喧騒から離れたい時の息抜きスポットとして人気です。夏の夜にはホタルが飛び交うスポットとしても知られており、時間が合えば幻想的な光景を楽しめます。
名称 | 鮎屋の滝 |
アクセス | 〒656-0111 兵庫県洲本市鮎屋 |
駐車場 | 有(無料) |
道の駅うずしお
“渦潮”にもっとも近い道の駅




大鳴門橋のたもとに位置する「道の駅うずしお」は、渦潮にもっとも近い道の駅として知られています。全国的に有名な鳴門の渦潮を眺められるテラスや、地元グルメを楽しめるレストラン、お土産ショップが充実した施設です。
ライダーにおすすめのポイント
淡路島ツーリングの南端として、一周コースの折り返し地点や休憩ポイントに最適。目の前の海沿い公園には黄色いベンチがあり、バイクを停めて海を眺めながらのひと休みは格別です。南あわじエリアを走るライダーの定番休憩所として知られています。
名称 | 道の駅うずしお |
アクセス | 〒656-0503 兵庫県南あわじ市福良丙947−22 |
営業時間 | 9時00分~17時00分(定休日木曜日) |
公式サイト | http://eki.uzunokuni.com/ |
海の展望広場

南あわじ市の丸山漁港内にある「海の展望広場」は、漁協直営の海産物直売所として地元の鮮魚が格安で手に入るスポット。釣り好きライダーにも人気のエリアで、新鮮な魚介類を味わえる穴場スポットです
ライダーにおすすめのポイント
地元の漁師から直接購入できるため、市場価格より安く高品質な海産物をゲットできます。宅配便も利用可能なので、ツーリングの途中で購入し、帰宅後に届くよう手配することも可能です。遠方からのツーリング客にも優しい配慮が嬉しいスポットです。
名称 | 海の展望広場 |
アクセス | 〒656-0661 兵庫県南あわじ市阿那賀1507−2 |
公式サイト | https://www.awajishima-kanko.jp/manual/detail.html?bid=26 |
多賀の浜 海水浴場


淡路市の西側に位置する「多賀の浜海水浴場」は、美しい砂浜と遠浅の海が特徴の海岸。「音と光」をテーマにした海水浴場で、県内トップレベルの水質を誇ります。夏は海水浴、それ以外の季節も夕日を眺める絶景スポットとして人気です。
ライダーにおすすめのポイント
1日ツーリングの途中で、夏場は海水浴、その他の季節でも夕日鑑賞スポットとして立ち寄るのがおすすめ。バイクで走った後の海風が心地よく、リフレッシュポイントとして最適。特に西向きの海岸なので、日が沈む直前の時間帯は写真撮影にもベストです。
名称 | 多賀の浜 海水浴場 |
アクセス | 〒656-1521 兵庫県淡路市多賀 |
営業時期 | 7月中旬~8月下旬 |
たこせんべいの里


淡路市にある「たこせんべいの里」は、淡路島の名物「たこせんべい」の直売所。試食しながら好みの味を見つけられるのが魅力で、ツーリングのお土産購入に最適のスポットです。
ライダーにおすすめのポイント
約30種類のたこせんべいを試食できるのが最大の魅力。お気に入りを見つけてからの購入が可能で、小分けパックもあるためバイクでの持ち運びも便利です。工場見学もできるため、せんべい作りの工程を見学しながら休憩するのも楽しいスポットです。
名称 | たこせんべいの里 |
アクセス | 〒656-2163 兵庫県淡路市中田4155−1 |
営業時間 | 9時00分~17時00分 |
公式サイト | http://www.takosato.co.jp/ |
うずしおドームなないろ館


南あわじ市福良にある「うずしおドームなないろ館」は、世界的にも珍しい鳴門の渦潮を観察できる観光施設。大型渦潮観潮船「咸臨丸(かんりんまる)」が出発する拠点としても知られています。
ライダーにおすすめのポイント
バイクを駐車場に停めて、渦潮クルーズに参加するコースが人気。船内は冷暖房完備で快適なため、ライディングで疲れた体を休めながら、迫力の渦潮を観察できます。事前予約がおすすめの人気スポットです
名称 | うずしおドームなないろ館 |
アクセス | 〒656-0501 兵庫県南あわじ市福良甲1528 |
営業時間 | 月曜日、9時00分~17時00分 |
公式サイト | http://www.uzu-shio.com/ |
北淡震災記念公園



阪神・淡路大震災の震源地近くに位置する「北淡震災記念公園」は、震災の記憶と教訓を後世に伝える施設です。実際の地震断層が保存されており、防災学習と共に淡路島の歴史を学べるスポットです。
ライダーにおすすめのポイント
教育的な価値も高く、淡路島の地質的特徴や歴史を学びながら休憩できるスポット。ツーリングの合間に訪れると、日本の防災についても考える良い機会になります。特にツーリング中の防災意識を高めたいライダーにもおすすめです。
名称 | 北淡震災記念公園 |
アクセス | 〒656-1736 兵庫県淡路市小倉177 |
営業時間 | 9:00〜17:00(年中無休) |
入場料 | 一般700円(団体割引あり) |
公式サイト | http://www.uzu-shio.com/ |
淡路島 ツーリング おすすめルート
淡路島は約160kmほどの周回ルートで、時計回りでも反時計回りでも1日で走破可能です。お好みのペースと風景に合わせて、以下のモデルコースをご参考ください。
1. 絶景海岸線コース
約4時間・走行距離約120km
ポイント
- 朝8時頃に明石海峡大橋を渡るとツーリングスタートにちょうど良い
- 東海岸は比較的直線が多く、初心者ライダーにもおすすめ
- 昼食は秘密基地akariで地元食材を使ったランチを
- 午後はのんびりペースで南下し、夕方の渦潮観覧がベスト
2. 山と海の絶景満喫コース
1泊2日・走行距離約160km
【2日目】 洲本城跡 → AWAJI オブジェ → 淡路ファームパーク → 多賀の浜 → たこせんべいの里 → 道の駅うずしお → うずしおドームなないろ館 → 大鳴門橋
ポイント
- 1泊することで余裕を持って島内を巡ることが可能
- 西海岸線はワインディングが続き、中級者以上におすすめ
- 洲本温泉では「ホテルニューアワジ」がバイク乗りに人気
- 2日目はお土産購入と渦潮観覧を満喫
3. 絶景&グルメ満喫コース
約5時間・走行距離約100km
ポイント
- 山間部の県道157号線は景色が良く交通量も少ないため、走りを楽しみたいライダーに最適
- 淡路島バーガーは全国グランプリ受賞の名物グルメ
- 午後は西海岸線を北上し、夕暮れ時に多賀の浜で夕日を眺めるのがおすすめ
- お土産購入後、日没前に明石海峡大橋へ戻るルート
各ルートの所要時間は休憩や観光を含めた目安です。シーズンや天候によって変更することをおすすめします。特に夏場は熱中症対策、冬場は防寒対策を忘れずに。
ライダーのための淡路島ツーリング実用情報
ガソリンスタンド情報
淡路島内には約20カ所のガソリンスタンドがありますが、特に南部エリアは数が少なくなります。主要なガソリンスタンドは以下の通りです:
- 出光 淡路インターSS(淡路IC近く):24時間営業
- ENEOS 洲本インターSS(洲本IC近く):7:00〜21:00
- 出光 南淡SS(南あわじ市):7:00〜19:00
島の南部へ向かう際は、洲本市内で満タンにしておくことをおすすめします。
バイク対応の宿泊施設
- ホテルニューアワジ(洲本市):バイク専用駐車場あり、バイク洗車場も完備
- ウェスティンホテル淡路(淡路市):屋根付き駐車場あり、雨天時も安心
- 民宿 潮風(南あわじ市):バイク乗りに人気の宿、ツーリング情報も豊富
- ペンション 海の見える丘(淡路市):バイク乗り割引あり、メンテナンススペースも
一泊二日のツーリングなら、島の中央に位置する洲本市周辺の宿が便利です。
天候と服装
- 春夏秋(3〜11月):メッシュジャケットと薄手のグローブがおすすめ
- 冬(12〜2月):海からの風が冷たいため、防寒対策は必須
- 橋を渡る際は特に風が強いため、余裕を持った運転を心がけましょう
- 夏場の日中は気温が30℃を超えることも多いため、こまめな水分補給を
道路状況
- 国道28号線:島の東側を走る主要道路。比較的直線が多く走りやすい
- 県道76号線:西海岸沿いを走る景観の良いルート。カーブが多くテクニカル
- 県道157号線:島の中央部を横断。山間の爽快な走りが楽しめる
南部の山間部では、路面状況が悪い区間もあるため、特に雨天時は注意が必要です。
交通規制情報
- 大型連休(GW、お盆、シルバーウィーク)は明石海峡大橋・大鳴門橋周辺が渋滞するため、早朝または平日の訪問がおすすめ
- 南あわじ市の観光地周辺は週末の日中に混雑することが多いため、時間に余裕を持って行動を
- 冬季は一部山間部の道路で凍結の可能性があるため、天候情報のチェックが必須
バイクメンテナンス情報
- 洲本市内にはバイクショップが数軒あり、緊急時の修理対応可能
- 「バイカーズステーション淡路」(淡路市):タイヤ空気圧チェック、簡易メンテナンス工具貸出あり
- 「ライダーズカフェ R134」(淡路市):バイク洗車場完備、メンテナンススペースあり
おすすめシーズン情報
春(3〜5月)
菜の花と桜の時期。特に「あわじ花さじき」では一面の花畑とともにツーリングを楽しめる
夏(6〜8月)
海水浴と夏祭りシーズン。早朝ツーリングで涼しさと空いた道を満喫
秋(9〜11月)
紅葉と収穫シーズン。「鮎屋の滝」周辺や「諭鶴羽山」の紅葉が見事
冬(12〜2月)
観光客が少なく道路も空いている。風が強いため防風対策必須
写真撮影スポット
- 明石海峡大橋ビューポイント(淡路市):橋と海を一望できる絶景ポイント
- 千羽海崖(南あわじ市):断崖絶壁と海のコントラストが美しい
- あわじ花さじき(南あわじ市):季節の花々とバイクの写真が映える
- 淡路夢舞台(淡路市):建築美と自然が調和した景観
ライダー向けローカル情報
- 地元ライダーに人気の集合場所は「淡路SA」と「道の駅あわじ」
- 日曜朝の「淡路ハイウェイオアシス」では小規模なバイクミーティングが自然発生することも
- 「秘密基地akari」では地元ライダーとの情報交換も可能
- GPS圏外になりやすいエリアがあるため、オフライン地図の準備がおすすめ
淡路島 ツーリング まとめ
淡路島は約160kmの周回ルートで、日帰りでも1泊2日でも楽しめる最高のツーリングスポットです。東海岸の直線的なルートから西海岸のワインディング、中央部の山岳路まで、様々な走りを楽しめるのが魅力です。
初心者ライダーなら東海岸ルートを中心に、中級者以上なら西海岸や山間部も組み合わせると、より充実したツーリングになるでしょう。島内には休憩スポットも豊富で、バイク乗りへの配慮も行き届いています。
youtube
海と山と島の文化が融合した淡路島で、忘れられないツーリング体験をしてみませんか?実際に走った動画もYouTubeに多数アップされていますので、ルート作成の際はぜひ参考にしてください。お気をつけて、楽しいツーリングを!
安全運転のために
最後に、淡路島を安全に楽しむためのポイントをいくつかご紹介します
淡路島は変化に富んだ地形と豊かな自然に恵まれた、バイクツーリングの聖地です。ぜひ安全運転で、島の魅力を存分に楽しんでください!