冬のバイク通勤が劇的に快適になる!USB接続でどんなバイクにも簡単取付可能なグリップヒーター徹底解説

目次
はじめに
冬のバイク乗りにとって、最大の悩みの一つが「手の冷え」ではないでしょうか。グローブだけでは防ぎきれない冷気から手を守るため、今回は「オプミッド (OPMID) クリップグリップヒーター USB接続 5V2A/コントローラー付き」を実際に購入し、通勤用グロムに装着してみました。
このグリップヒーターの特徴は、何と言ってもその手軽さ。専用のグリップに交換する必要がなく、既存のグリップに被せるだけで使用できる点が最大の魅力です。バッテリー直結タイプの配線工事も不要で、USB接続なのでスマホ充電器があればすぐに使えます。
私のように「寒さは苦手だけど、バイクには乗りたい」というライダーにとって、このグリップヒーターは救世主となるのか?メリットだけでなくデメリットも含めて、正直にレビューしていきます。
ライダー同士の会話
製品スペックと特徴
オプミッド (OPMID) クリップグリップヒーター USB接続 5V2A/コントローラー付き 汎用品 L1202
主な特徴は以下の通りです
- 接続方法: USB接続 (5V/2A)
- 温度調節: 3段階切替コントローラー付き(弱・中・強)
- 対応グリップ径: 標準的な22mm/25mmハンドル
- 取付方法: 既存グリップに被せるクリップオンタイプ
- 電源: バイクのUSB電源から給電
- 価格帯: 3,000円〜4,000円程度

従来のグリップヒーターと異なり、グリップ交換や配線工事が不要なので、DIYで簡単に取り付けられるのが最大の特徴です。スマホ充電用のUSB電源があれば、どんなバイクにも装着可能な汎用性の高さも魅力です。
取り付け方法と使用感
取り付けは非常に簡単です。既存のグリップに上からクリップで固定し、USBケーブルをバイクのUSB電源に接続するだけ。ただし、重要なポイントとして、インシュロックなどでしっかり固定しておかないとアクセル操作によってずれてくることがあります。温かさを感じたい位置からずれると効果が半減してしまうので注意が必要です
温度調節は付属のコントローラーで3段階に切り替え可能:



- 弱(緑): 肌寒い日向け
- 中(青): 寒い日向け
- 強(赤): 氷点下など極寒の日向け
実際に使ってみると、5℃程度の肌寒い日であれば「弱」でも十分な暖かさを感じられます。しかし0℃前後の厳しい寒さでは「強」が必須になります。グローブ越しでも十分に温かさを感じられるのは嬉しいポイントです。
メリット詳細
1. 手軽な取り付けと取り外し

シーズンオフになれば簡単に取り外せるので、バイクの見た目を損なう心配もありません。グリップを交換する必要がないため、お気に入りのグリップをそのまま使用できるのもポイントです。
2. 幅広い互換性
USB電源さえあれば、どんなバイクにも取り付け可能です。私はグロムと10Rの両方で使用していますが、問題なく機能しています。大型バイクから小型バイクまで、幅広く対応できる汎用性の高さは見逃せません。
3. コストパフォーマンスの高さ
本格的なグリップヒーターと比較すると、1/3〜1/4程度の価格で導入できます。バイク用品の中でも特にコスパの高いアイテムと言えるでしょう。
通勤ライダーの声
デメリットと注意点
購入前に知っておくべきデメリットも正直にお伝えします
1. 小排気量バイクでの使用に関する注意点
25cc以下のバイクには若干注意が必要です。
その理由は、バッテリー容量と発電量の問題です。5V2Aの電力を安定して供給できないと、十分な温かさを得られません。特に信号待ちでアイドリング状態になると、一気に冷めてしまうことがあります。
対策としては:
- 信号待ちではアクセルを少し開けて回転数を上げる
- バッテリー状態を良好に保つ
- 可能であれば補助バッテリーを用意する
2. 単気筒バイクでの振動問題
単気筒エンジン特有の振動が思わぬ問題を引き起こします。長時間の走行でUSBコネクタ部分に遊びが生じ、認識しなくなったり、接触不良で温まらなくなったりすることがあります。
対策としては:
- USB接続部を絶縁テープなどで補強する
- 定期的に接続状態を確認する
- 振動の少ない場所に配線を固定する
3. グリップ径と違和感
既存のグリップの上から装着するため、必然的にグリップ径が太くなります。初めて握ったときには違和感を感じることがあります。ただし、数日使用すると慣れてくるので、そこまで大きな問題ではありません。
4. 部分的な温かさ
グリップ全体を交換するタイプではないため、製品が取り付いていない部分は従来通り冷たいままです。全体的な温かさを求める場合は、グリップ交換式のヒーターを検討した方が良いかもしれません。
おすすめの使用法と組み合わせ
このグリップヒーターの効果を最大限に引き出すためのアドバイスです。
最強の防寒対策:ハンドルカバーとの組み合わせ
グリップヒーターだけでも効果はありますが、ハンドルカバーと組み合わせると防寒効果が格段に上がります。風を直接受けないため、ヒーターの温かさが逃げにくくなります。
特におすすめなのは、デイトナのハンドルカバーとの組み合わせです。防水・防風効果が高く、内部の温度をしっかり保持してくれます。
高出力USB電源との組み合わせ
安定した温度を保つには、高品質なUSB電源が重要です。2A以上の出力があるものを選びましょう。バイク専用のUSB電源は振動対策がされているものが多いので、一般的なスマホ充電器よりもおすすめです。
総評:コスパ抜群の冬の必需品
デメリットをいくつか紹介しましたが、それでも価格・取り付けのしやすさ・汎用性を考慮すると、非常に優れた製品だと言えます。特に複数台のバイクを所有している方には、シーズンごとに付け替えができる点でおすすめです。
本格的なグリップヒーターを導入する前の「お試し」としても、予備のヒーターとしても活躍します。冬場のバイクライフをより快適にしたいライダーにとって、手軽に導入できる冬の必需品と言えるでしょう。
メリット | デメリット(125cc・単気筒) | デメリット(一般) |
---|---|---|
取付がすごく簡単 | 電流が安定しない | ハンドル径が大きくなるので握った際に違和感がある |
USB充電器があればどんな車種でも取り付け可能 | 振動でUSBがダメになる | アメリカン等のグリップが大きい物には取り付け不可 |
シーズン終了と同時に取り外しが可能 | グリップごと交換ではないので製品部分がない箇所は温かくならない | |
コストパフォーマンスが高い | ||
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