目次
はじめに:GROMチェーン交換の必要性
HONDA GROMは小型でありながら高い走行性能を持つ125ccバイクとして人気を集めています。しかし、多くのGROMオーナーが経験するように、純正チェーンの耐久性には課題があります。私の愛車グロムも走行距離9,000kmでチェーンの交換が必要になりました。
純正チェーンは軽量で扱いやすい反面、使用頻度や乗り方によっては早期に摩耗することがあります。特にGROMのようなスポーティな小型バイクでは、チェーンへの負荷が大きくなりがちです。多くのGROMライダーが報告しているように、純正チェーンは約1万km前後での交換が一般的となっています。
適切なタイミングでのチェーン交換は、走行安全性の確保だけでなく、スプロケットなど他の部品の寿命を延ばすことにもつながります。今回は私が実際に行ったGROMのチェーン交換について、選んだチェーンの特徴や取り付け方法を詳しく解説します。
ライダー同士の会話
チェーン選び:耐久性とコストパフォーマンス
GROMのチェーン交換にあたって、重要なのは「どのチェーンを選ぶか」です。私は様々な製品を比較検討した結果、EK(イーケー)の420SRを選びました。このチェーンを選んだ理由は次の3点です:
- 優れた耐久性: 強化ノンシールチェーンで純正品より長持ち
- コストパフォーマンス: 価格と品質のバランスが優れている
- 取り付けやすさ: クリップジョイント式で自分でも取り付け可能
実際に使用したのは以下の製品です:
この420SRは、ノンシールチェーンながら強化処理が施されており、小排気量バイクにはコストパフォーマンスの高い選択肢となっています。使用から現在までの結果としては、4,000km走行後もチェーン調整が不要なほど安定した性能を発揮しています。
必要な工具
チェーン
工具セット
グリス
アクスルシャフトに塗布するグリス
紙やすり
アクスルシャフトのサビ取りように
チェーン交換の手順


- リアホイールの固定ボルトを緩める
- チェーンアジャスターのロックナットを緩める
- 古いチェーンを取り外す
- 新しいチェーンを取り付ける
- スプロケットに通し、付属のジョイントピンで連結します
- チェーンの張りを調整する
- チェーンの遊びは20〜30mm程度が適切です
- すべてのボルトを規定トルクで締め直す
詳しい手順は以下の動画でも確認できます:
[チェーン交換の動画へのリンク]
交換後の効果と長期使用レポート
交換から現在までで約4,000km走行していますが、まだ一度もチェーン調整を行っていません。これは純正チェーンと比較して非常に安定した性能と言えます。このまま使用を続ければ、純正の2倍近い耐久性が期待できそうです。
EKの420SRチェーンのメリットを実感している点:
- 伸びが少ない: 長期間調整不要
- 静粛性が向上: 走行音が純正より静か
- 変速がスムーズ: シフトチェンジの感触が良い
- メンテナンス性: 清掃・注油が容易
まとめ:GROMチェーン交換のポイント
HONDA GROMのチェーン交換は、バイクの性能維持や安全走行のために重要なメンテナンスです。純正チェーンの耐久性には限界があるため、交換時には自分の走行スタイルに合わせたチェーン選びが大切です。
今回使用したEKの420SRは、コストパフォーマンスと耐久性のバランスが優れており、GROM用チェーンとしておすすめできる製品です。DIYでの交換も難しくなく、適切な工具があれば自宅でも作業可能です。
チェーン交換は定期的なメンテナンスの一環として捉え、走行距離や状態をこまめにチェックすることで、愛車GROMをより長く安全に楽しむことができます。